本年6月4日、奇しくも天安門事件と同じ日に、独立意識が強い在日台湾人組織が寄り集まった全日本台湾連合会は、行政院僑務委員会の呉新興・委員長が台湾から駆けつけ、謝長廷・駐日台湾代表処代表など300人が出席して創立大会を開き、実業家で本会理事の趙中正氏が会長に就任。設立後は台湾から多くの方が訪ね、台湾政府にも提言活動を展開しているそうです。

そこで、趙中正会長に、全日本台湾連合会はなぜいま設立されたのか、活動状況や今後の目指すところについてお話しいただきます。

また、台湾関係法を定める米国は蔡英文政権発足後、「台湾に対する『6つの保証』」や「2017国防授権法」を定め、今年に入ってからも「台湾旅行法」や「2018国防授権法」を制定しようとしています。台湾との関係強化を進める米国の台湾政策について、本会の柚原事務局長に話していただきます。

趙中正氏

柚原正敬氏

セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開きます。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。

◆日 時:平成29年(2017年)11月18日(土) 午後2時30分~4時30分(2時開場)

◆会 場:文京シビックセンター 地下1階 アカデミー文京 学習室
      東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100
      【交通】地下鉄:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 徒歩2分 
              都営三田線・大江戸線 春日駅 徒歩3分
              JR総武中央線 水道橋駅 徒歩10分

◆講 師:趙中正氏(全日本台湾連合会会長、本会理事)

◆演 題:全日本台湾連合会の設立とその目指すところ

[ちょう・ちゅうせい] 昭和19年(1944年)、モンゴル・チチハル生まれ。日本大学法学部卒業後、南カリフォルニア大学大学院留学。1969年11月、オアシス商事を創立し代表取締役に就任。父の影響を受けて台湾独立運動に深く関わり、ブラックリスト解除後の1992年11月、初めて台湾の土地を踏む。台湾初の政権交代後、僑務委員会僑務委員を経て諮問委員。2017年6月4日、全日本台湾連合会会長に就任。在日台湾同郷会顧問、本会理事。

◆講 師:柚原正敬氏(本会常務理事・事務局長)

◆演 題:関係強化を進める米国の台湾政策

[ゆはら・まさたか] 昭和30年(1955年)、福島県南相馬市生まれ。早稲田大学中退。1982年、専務取締役編集長として出版社「展転社」を創立、主に天皇、大東亜戦争、台湾に関する著書を担当編集。1995年、台湾研究フォーラムを設立。2002年、日本李登輝友の会の設立とともに常務理事・事務局長に就任し現在に至る。共著に『台湾と日本・交流秘話』『李登輝訪日・日本国へのメッセージ』『誇りあれ、日本よ─李登輝・沖縄訪問全記録』など。

◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) *当日ご入会の方は会員扱い

◆お申込み:こちらのお申し込みフォームをご利用になるか、「お名前、ふりがな、ご住所、お電話番号、メールアドレス(お持ちの方)、性別、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会へのご出欠 」を明記の上、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申し込み下さい。*11月17日(金) 締切

◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて [参加費=3,000円 学生:2,000円]

◆主 催:日本李登輝友の会