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設立10年目を迎えた本会は去る3月25日、東京・千代田区内のホテルにおいて、理事・監事の役員、総会出席有資格者の正会員、賛助会員、法人会員の350名(委任状提出者261名を含む)が出席して、会則第17条第1項に基づき第10回定期総会を開催しました。 総会では、「日米台の安全保障等に関する勉強会」でとりまとめた本会初となる「政策提案」が可決され、「台湾正名運動の継続推進」や「台湾の国際法的地位に関する提言」などの事業計画も可決、本会ならではの内容となっています。 この政策提言は会長・副会長の連名で4月3日に、野田佳彦・内閣総理大臣、玄葉光一郎・外務大臣、枝野幸男・経済産業大臣、田中直紀・防衛大臣、鹿野道彦・農林水産大臣に送付済みで、ほかにも親台派の国会議員(52名)にも送付しています。 設立10年目を迎えた本会は去る3月25日、東京・千代田区内のホテルにおいて第10回定期総会を開催、「日米台の安全保障等に関する勉強会」で取りまとめた本会初となる「集団的自衛権」と「日台FTA」に関する「政策提言」を可決した。 この2つの「政策提言」は日本の国益のため、ひいては台湾のためにも喫緊の課題で、小田村四郎会長は4月3日、副会長(岡崎久彦、加瀬英明、黄文雄、田久保忠衛、中西輝政)5名との連名で、野田佳彦・内閣総理大臣、玄葉光一郎・外務大臣、枝野幸男・経済産業大臣、田中直紀・防衛大臣、鹿野道彦・農林水産大臣に送付し、また日台交流や台湾問題に関心が深い約50名の国会議員に送付、さらに李登輝元総統はじめ蔡焜燦・李登輝民主協会理事長、羅福全・台湾安保協会理事長、許世楷・前台北駐日経済文化代表処代表など台湾の要人40名に送付している。 「集団的自衛権」に関する政策提言は、「集団的自衛権は保持しているが行使できない」という現行の憲法解釈が、日米同盟の緊密化を阻害し、その実効性を強化する上で大きな足かせとなってきたことに鑑み、「国家としての強い決意を内外に示す上で最も効果的な方策は、集団的自衛権の行使に関する政府の現行憲法解釈を修正することである」として、憲法解釈の修正を求めている。 一方の「日台FTA」に関する政策提言は、「日本と台湾とは、その緊密な貿易、経済関係を考えれば、二国間の自由貿易協定(FTA)を締結するに最もふさわしい間柄」であるとして、「外交、通商政策上の有力なカードとなり得る日台FTA」の早期締結を提言している。 この「政策提言」を取りまとめたのは、昨年、本会内に設置した「日米台の安全保障等に関する勉強会」で、座長は川村純彦・常務理事(元第5及び第4航空群司令、海将補、岡崎研究所副理事長)がつとめ、常時10人ほどのメンバーが集い、毎回4時間ほど、発表者の内容にそって研鑽してきた。 川村座長は去る4月18日、日本文化チャンネル桜に出演、この「政策提言」について解説している。奇しくも番組(防人の道 今日の自衛隊)キャスターは濱口和久氏で、濱口氏もメンバー の一人だ。 川村座長は政策提言の「緒言」というべき、提言に至る現状分析や問題意識について執筆しているので下記に紹介し、YouTubeにアップされた番組を紹介したい。 また、政策提言1:「集団的自衛権に関する現行憲法解釈を修正せよ」と政策提言2:「台湾との自由貿易協定(FTA)を早期に締結せよ」の全文を紹介したい。さらに、提言の背景を説明する金田秀昭氏と梅原克彦氏による「論考」も併せて紹介したい。 なお、「日米台の安全保障等に関する勉強会」は「日米台の安全保障等に関する研究会」と改称してメンバーを補充し、今年度からは「台湾の国際法的地位」という新たなテーマに取り組み、同様の「政策提言」をまとめることを先の総会で可決している。 【巻頭言】日本版「台湾関係法」の制定を●林 建良 表紙2 日台共栄写真館 平成23年5月9日 澎湖島に残る日本時代の史跡 表紙3 ■日 時:平成24年4月21日(土) 午後6時30分〜8時30分(6時開場) ■会 場:文京シビックセンター 5階 会議室C 東京都文京区春日1-16-21 (TEL
03-5803-1100) ■講 師:池田維氏(元交流協会台北事務所長) [いけだ・ただし] 昭和14(1939)年3月、兵庫県生まれ。東大法学部卒業後、外務省入省。アジア局中国課長、米国大使館参事官、カナダ大使館公使、タイ大使館公使、アジア局長、官房長等を歴任。オランダ大使、ブラジル大使を経て外務省退官。2005年5月に交流協会台北事務所代表に就任。天皇誕生日祝賀会や叙勲を続け、台湾人観光客のノービザや運転免許証の相互承認の実現などに尽力。尖閣諸島沖での台湾遊漁船と海保巡視船の衝突沈没事故では台湾政府と交渉して事態を収拾。2008年7月に離任。(財)交流協会顧問。著書に『日本・台湾・中国─築けるか新たな構図』など。 ■演 題:総統選後の台湾と日本の対応 ■参加費:1,000円(会員) 1,500円(一般) ■申込み:4月20日(金) 締切 申込フォーム、メール、FAXにて【当日受付も可】 ・メールもしくはFAXでのお申し込みは「お名前、会員・一般・入会希望の種別、お電話番号、懇親会への出欠」を明記の上、下記の本会事務局まで。 ■主 催:日本李登輝友の会 ◆【馮寄台・駐日代表が退任。後任に沈斯淳氏】 ◆【第17回・台湾李登輝学校研修団』のご案内】 李登輝学校校長の李登輝元総統による特別講義をはじめ、前台北駐日経済文化代表処代表の許世楷先生や岡山大学でも教鞭を執った国際法の李明峻先生など、台湾を代表する有識者が日本語で講義を行います。 今回の野外視察は、磯田謙雄が造った白冷[土川]や台中神社跡など、台中市を中心に日台関係にゆかりのある史跡を訪問の予定です。 一連の研修修了後、李登輝校長自ら一人ひとりに「修了証」を授与されます。 ※日程詳細・お申し込みはこちらから 締め切りました ◆【報告 花蓮に植えられた河津桜─2012台湾・お花見ツアー】 ◆【 「台湾歌壇」第16集にみる「台湾の心」】 蔡代表が「巻頭の言」を書かれている。 「今、私達に出来る事は、次の世代の台湾の若者にこの友邦日本の文化である『和歌』を指導し、且つ台日友好を益々堅固にして行く指導をすることです。/壬辰(にづのへたつ)年も皆様の良きお年でありますやうにお祈りいたします。」 収められている和歌は72人、864首。12月歌会の案内で、事務局長をつとめられる黄教子さんは「台湾歌壇の存在は日本でも次第に知られるようになり、日本から会員になりたいという方々も増えています」と書かれていたように、日本からの投稿も少なくない。72人中8人が日本人だ。 蔡代表が書かれているように、この第16集には「天下分け目の戦と言はれた一月中旬の選挙を控えての各同人の憂国の情が迸(ほとばし)る作品」が少なくない。 台湾に馬鹿たれ多く今尚もあの馬支持か如何にとやせん (黄華[さんずいに邑]) これらの歌を拝見していてふと思い出した。選挙最終日、本会の「総統選挙・立法委員選挙視察ツアー」(梅原克彦団長)の一行は新北市板橋で開かれた蔡英文候補の演説会場にいた。李登輝元総統が登壇された夜だ。 なんと私どもが掲げていた「日の丸」の小旗を見て、会場に来ていた人々がすごく喜んだ。何度となくカメラを向けられ、何度となく日本語で「ありがとう」と言われた。これほど日本の国旗「日の丸」が喜ばれる国は台湾以外にはないのではないかと思われるほどだった。これらの和歌が会場にいた人々と重なる。まさに「台湾の心」と言っていいだろう。 もちろん、掲載された和歌の多くは日常生活を詠み感情の機微を詠む。台湾ならではの風景を詠みこんだ歌も少なくない。昨年の10月2日に催された「NHKのど自慢」を詠ったものもある。これもまた「台湾の心」と言っていいだろう。 桐の花さき満ち渡り久しくもやうやく梅雨の来たり潤す (歐陽開代) 挙げれば切がないのでここで留めたい。それにしても、和歌だからなのだろうか、日本人とほとんど同じと言ってもよい感性に改めて驚く。 「台湾」という名称が未だタブーだった1967(昭和42)年、孤蓬万里こと呉建堂氏が同好の士11人と「台湾歌壇」の前身の「台北歌壇」を始めた。そのころ、呉建堂氏は下記のように詠まれた。 日本語のすでに滅びし国に住み短歌(うた)詠み継げる人や幾人 しかし、今や毎月第4日曜日に開いている定例歌会には50名前後の同人が集うという。会員は100名を超えるそうだ。日本人としてその弥栄(いやさか)を祈らずにはいられない。 ◆ 台湾歌壇 FAX:02-2217-9050 ホームページはこちら ◆【野田数・東京都議会議員が東京都教育委員会に「台湾返還」誤記を訂正させる快挙!】 昨秋、東京都議会の文教委員に就任した野田数(のだ・かずさ)都議はこの『江戸から東京へ』(平成23年度版)を読んでいて、GHQの施策などに触れた「日本の非軍事化と民主化」の箇所に「日本の敗戦によって、台湾は中国に返還」という記述を見つけた。 そこで、編纂している東京都教育委員会に「日本が敗戦で台湾を中国(中華民国)に返還していたら、なぜその後に締結したサンフランシスコ平和条約で台湾を放棄できたのか。日本は台湾を中国に返還していない。日本政府の見解とも違う。間違いだ」として訂正を求めていたところ、東京都教育委員会その誤記を認め、該当箇所を削除した。 東京都教育委員会は昨日(1月26日)付けで、「東京都独自の日本史科目『江戸から東京へ』教科書の改訂について」と題し、他の記述も含め「これらの意見を踏まえて、教科書内容について精査・点検して改訂を行ない、平成24年度に都立高等学校等に入学する全ての生徒に配布することとしました」と発表している。 野田都議が訂正を求めた箇所は、改訂版では「日本は敗戦によって台湾・朝鮮半島などの支配を放棄」と訂正され、「台湾は中国に返還」という記述は完全に削除されていた。 ただ、野田議員はこの訂正に不満で、来年度は単に「日本は敗戦によって台湾を放棄」とするよう改めて訂正を求めたいと感想を述べている。 しかし、これは快挙だ。公立高校で使用する教科書が「台湾返還」記述を誤記と認めて訂正したのは初めてのケースだ。野田都議の労を多として心から感謝申し上げたい。 本誌でも伝えてきたように、これまで例えば昨年4月、インターネット紙「日刊サイゾー」が東日本大震災に関する記事において、日台交流センターの職員が「戦後、日本の敗戦にともない台湾が中華民国(中国国民党政府)に返還されました」と答えたことを紹介していたことについて、本会から日台交流センターに問い合わせたところ、外務省出身の亀井啓二・センター長は言下に「こういう事実はあり得ない」と断言、『日刊サイゾー』に訂正を要求したい」と返答し、「日刊サイゾー」は返還記述を完全に削除、「日本の敗戦に伴い、1949年以降、蒋介石氏が率いる国民党政権が台湾にやってきました」と訂正した。 また昨年11月、漫画家の小林よしのり氏が金美齢氏や石平氏などとの対談集『新日本人に訊け!』(飛鳥新社、2011年5月刊)の「日本統治時代」の脚注で「日本政府は……第二次世界大戦の敗北により、蒋介石率いる中華民国(国民党政府)に返還」と記述。そこで、本会から小林氏に訂正を求めたところ、あっさりと誤記を認め、飛鳥新社の担当編集者を通じて「日本政府は……近代化に努めたが、第二次大戦で敗北。蒋介石率いる中華民国(国民党政府)が支配し、日本はサンフランシスコ講和条約で台湾を放棄させられた」と重版で訂正する旨の連絡があった。 これらの事例は民間だったが、野田都議が訂正させたのは東京都教育委員会という公の機関であり、それも全国の教育行政の中でも中枢機関である東京都教育委員会だ。この訂正の意義は大きい。どれほど賞賛しても賞賛しすぎることはない。大きな一歩だ。 本会は今後、戸籍問題とともに、これまでの地図帳問題を「台湾返還」記述の訂正に的を絞って取り組んでゆく。特に文部科学省が合格のお墨付きを与えている中学校や高校の教科書に「台湾返還」記述がまかり通っていることから、国会で審議されるよう取り組んでゆく予定だ。今後とも志の高い識見豊かな国会議員の方々をはじめ皆様のご協力を仰ぎたい。 ◆ 東京都独自の日本史科目『江戸から東京へ』教科書の改訂について この日は気温6度、陽が雲に隠れて少し陰ると風がすごく冷たく感じますが、好天に恵まれました。午後2時、お手伝いいただく方々が次々と集まり出し、男性4人に女性4人、総勢8人で行いましたが、台湾大学日本語学科出身の女性にもお手伝いいただきました。 折しも西口のメイン広場は路上ライブの真っ最中。そこで少し場所を移動し、そこで本会会旗や台湾正名運動のシンボル「台湾は中国じゃない!」の幟などを立てて準備を終えると、大型拡声器を使って署名を呼びかけるとともに、スタッフが署名版を片手に緑色のアピールチラシを配り始めました。 今回は、東日本大震災に対する台湾からの多大な支援にも触れましたが、今年の7月9日から実施される「在留カード」では、台湾出身者の「国籍・地域」欄が「台湾」と表記されることにも触れました。同じ法務省でも入局管理局管轄の「在留カード」では「台湾」で、民事局管轄の「戸籍」では「中国」としているのは矛盾であり、縦割行政の悪弊だと訴え、一刻も早く台湾出身者の戸籍の国籍を台湾とすべきと署名への協力を求めました。 署名活動も終わろうとしていたときに、やはり旧正月休みで帰国していた中日新聞・東京新聞の台北支局長や論説委員をつとめた迫田勝敏氏がたまたま通りかかり、「やってますね」と署名していただいた。 陽はすでに落ち、冷たい風が路上を吹きぬけていき、手もかんじかみ、身体が冷えてきました。午後4時を少し回ったところで打ち止めとしました。暖かいお茶を買ってきて、冷えた手を暖めましたが、暖かいお茶は五臓六腑にしみわたるような感じでした 今回、署名にご協力いただいた方は78名でした。ご協力いただいた方々に御礼を申し上げるとともに、お手伝いいただいた方々にも御礼申し上げます。 1月31日には第2期署名を締め切り、第1期と同様に法務大臣に届けます。署名は今後も、下記のように1クールを3ヵ月として続ける予定です。また、街頭署名を行う予定ですのでご協力のほどお願いします。 ・第3期署名 平成24(2012)年2月1日〜4月30日 また、支持者を鼓舞して、切々と「皆さん、決して志を失ってはいけません。台湾に対抗派の声をなくしてはいけません」と訴えた。そして責任を取って党主席の座を降りることを宣言し、最後に、「どの立場の人であれ、この国を愛し大切にしてください」「親愛なる台湾国民の皆さん、いつの日か私たちは戻ってきます。私たちは諦めません。皆さん、ありがとう。私の心は永遠に台湾国民とともにあり続けます」と結んだ。 蔡英文さんの敗戦の弁は見事というしかない。何とも潔い。中国国民党が負けたなら、これまでの例からしてこうはいかなかったことは十分に想像できる。 伊原吉之助・帝塚山大学名誉教授も、昨日の産経新聞「正論」において「国共内戦に敗れて渡ってきた中国大陸系の台湾住民は負けるとうるさいのに対し、本土系の台湾住民は負けは潔く認める傾向がある。08年も今回も国民党が勝ったからもめなかっただけ」と指摘していた。 蔡英文氏のこの見事な総統選敗退の演説を、加藤洋一郎氏が日本語訳を付してYouTubeにアップ、本会にお送りいただいた。下記に、加藤氏からいただいた一文とともにご紹介したい。 「蔡英文氏はここ数年間での政治活動の中で数多くの台湾国民の信頼を得、また台湾人による台湾を建てることを政治の理念として活動をされておりました。2012年の総統選においては、前日の集会で李登輝元総統からの支持を得、勢いは十分だったかに見えましたが、辛くも馬英九に敗れてしまいました。 ◆ 蔡英文による演説(日本語字幕付)〜2012年台湾総統選挙敗退後 ◆【
お勧め!ボリュームたっぷり「飲茶5袋セット」】 ◆【報告】笠松展望公園において「台湾出身戦歿者慰霊祭」を斎行 この日は雲ひとつない晴天に恵まれた。新宿駅に午前8時30分に待ち合わせ、47分発の「ホリデー快速おくたま5号」に乗る。下車する「奥多摩」駅まで乗り換えなしで行ける。 奥多摩駅では、車で1時間ほどの武蔵村山市に住む天目石氏らが出迎え合流。参加者は11人。台湾出身の84歳の元日本兵から23歳の青年まで年齢も職業もさまざまだが、台湾出身戦歿者を慰霊したいという志で結ばれた仲間だ。23歳の青年などは、今年の9月、一人で台湾に行き、何と屏東のクスクス村(高士村)を訪ね、NHK「JAPANデビュー」問題の高許月妹さんとお会いしてきたという強者(つわもの)だ。 それにしても、さすがに奥多摩まで来ると空気が違う。澄んでいる。ピンと張りつめたような感じだ。 奥多摩湖の畔にある峰谷橋で降りると、車で先行した天目石氏が待っていてくれた。分乗して笠松展望公園の途中まで車で向かう。山の尾根に道をつけた、ようやく軽自動車1台が通れるような幅しかない。山梨へ抜ける街道のようだ。道のそこかしこに古ぼけた「道祖神」や「馬頭観世音」の石碑がある。 本当に急な坂だ。途中までコンクリートで舗装された道だったが、後はジャリ道だ。杉木立の中を、息を切らしつつ15分ほど登る。右手は急峻な坂となっていて、木立の隙間から奥多摩湖が見える。前方右手にしっかり組んだ石垣が見え、少し開けたようなところに、先行組が手を振っている。 途中まで車で送ってもらったからまだしも、青梅街道からこの街道を登ってくるとなると30分はかかるだろう。 少し開けたような感じを受けたのは、ほぼ峠の近くだったからで、手前に写真で見た蕃刀をかたどった記念塔が聳え立ち、その向うに記念碑が見える。夏はうっそうと葉が茂っていた木々も、今は葉を落としているので、木々の間から奥多摩湖が見える。なるほど「展望公園」だ。奥多摩湖を眺めるように、木製のベンチが2つ3つ据えられている。 記念碑は昭和50(1975)年8月15日に台湾出身戦歿者慰霊奉仕会によって建立され、記念塔は同53年11月、同じく台湾出身戦歿者慰霊奉仕会によって建てられている。 ここで昼食を摂る。捧げた御神酒をみなで飲みほそうと、箱を開ける。酒瓶の形は五弁の桜の形をしていて、色も桜色だ。ラッパ飲みよろしく、みなで回し飲みする。あっという間に2本を空にした。 それにしても冷える。手はかじかんでくるほどだ。この日の奥多摩は最高気温が8度ということだったので、この山の中は5度くらいしかなかったのかもしれない。木立におおわれているため、記念碑まで陽は届かない。 雑草が生えていたら抜き取ろうと計画していたが、冬なので雑草も生えていない。そこで引き上げることとし、街道を下った。 バス停の奥多摩湖には「水と緑のふれあい館」があり、奥多摩湖が出来上がるまでの写真などを展示している。いわば博物館だ。奥多摩湖付近にはカモシカや猿、ツキノワグマも出没するという。ふれあい館では食事もできお土産も買える。ここでバスが出る3時近くまで一休みする。 近くには「鶴の湯」という温泉旅館もあり、初日の出を見ようという客で年末年始は込み合うという。参加者からは「ここで1泊してから初日の出を拝み、それから慰霊祭をやったらどうか」という意見も出てくる。 確かにそれも一案だ。箱根もいいが、東京には奥多摩がある。ただ、雪が積もったらあの急な坂は登れないだろう。それでなくとも、あの険しい坂を登っての参拝はなかなか難しい。移転したらどうかという話が出てくる所以でもある。 この「ふれあい館」から、先に帰宅する方や青梅市御岳ある川合玉堂美術館に行きたいという方もいて、ここで解散し、笠松展望公園における台湾出身戦歿者慰霊祭はこれをもって終了した。下記に天目石理事長が捧げた「祭文」をご紹介したい。 東京から3時間、けっして短い時間ではないが、近くといえば近くにある笠松展望公園の台湾出身戦歿者を祀る記念碑と記念塔。お近くにお住まいの方はぜひ参拝されたい。私どもの参拝の前日、埼玉県飯能市に住む本会会員の方が参拝している。さぞや御霊も喜ばれたことだろう。 ◆【美味しい台湾】年末年始は「カラスミ」で!
珍品「白柚」も初のご案内 この台湾直送の最高級の珍味を是非お試しください。冷蔵便でお届けします。 また、今年は珍品「白柚」(台湾ザボン)もご案内いたします。この甘酸っぱさを体感してください。 ◆【報告 戸籍問題の街頭署名活動in新宿駅西口】 午後2時、新宿駅西口の駅頭では尺八の路上ライブをやっている。なかなか美形の男性の演奏で、ファンがすでについているようだ。女の子たちがさかんに写真を撮っている。 その音色を聞きながら集まったスタッフが本会会旗や台湾正名運動のシンボル「台湾は中国じゃない!」の幟などを立てはじめると、尺八の演奏が止んだ。前回もそうだったが、この美形の男性、われわれに気を遣って、旗などを準備しはじめると場所を空けてくれる。もちろん、われわれが大型メガホンを使うからでもあるが、「いつもすみません。では、4時までやらせてもらいます」と挨拶をする。 準備が整うと、駅頭を通る人々に台湾出身者の戸籍の国籍が中国にされていることを訴え、署名への協力を訴える。スタッフはアピールチラシを配布しながら、署名を募る。 今回の署名では、台湾の方が結構いた。ある30代とおぼしき男性は、署名しながら「僕もたいへん不満だったんです。市役所の窓口に言ってもダメなんです。今の日本政府のやっていることはバラバラですよ。在留カードでは『台湾』と記すようになるのに、どうして戸籍では『中国』なんですか」と言う。 ある老人は「あんたたちは台湾人なの」と近づいてきて、われわれは日本人で、台湾との交流団体だと答えると「よくこの戸籍のことに気がついたね。私らは中国人じゃないよ。本当は私らがやらないといけないんだけどね」と言いつつ署名いただいた。 署名活動が終わった直後、たたみかけた幟にしきりに目をやりつつ、たどたどしい日本語で「台湾の人はいますか」と尋ねてくる。アピールチラシを手渡すと、本会の連絡先を確認して去っていった。 午後4時を少しまわり、尺八の美形男性が現れ路上ライブの準備をはじめた。だいぶ陽も傾き、陽射しはすでにない。予定どおり終了する。今回、署名にご協力いただいた方は137名だった。ご協力いただいた方々に御礼を申し上げるとともに、桜応援団の方々などお手伝いいただいた8名のスタッフの方々にも御礼申し上げます。 10月31日に第1期署名は締め切りました。署名総数を発表してから、第2期署名を始める予定です。今後も街頭署名を行う予定です。ご協力のほどお願いします。 ◆【桜募金ご協力のお願い 日本から台湾に桜の苗木を贈り、一緒にお花見をしよう】 本会では平成18(2006)年から毎年、河津桜の苗木を台湾に寄贈し、たいへん喜ばれています。 ■ 1口=2,000円 ● 郵便局 加入者名:日本李登輝友の会 ● 銀 行 三菱東京UFJ銀行 本郷支店 普通 0012742 ◆【伊藤哲夫/著『教育勅語の真実』頒布のご案内】 本書のテーマは教育勅語の成立過程だ。起草した井上毅(いのうえ・こわし)の心血を注いだ様が、帝国憲法の起草を背景につづられている。中でも、起草者の一人、元田永孚との私心を廃したやり取りの紹介は圧巻で、二人がともに「萬世(ばんせい)に伝えて愧(は)じざるの聖諭(せいゆ)」となることを祈りつつ、熾烈なやり取りを経て作り上げてゆく史実には感動を禁じえない。 明治の日本がおちいった極端な西洋化、すなわち日本の精神文化を軽視する風潮が広がる中にあって、いかにしたら日本の真姿を顕せるか──、明治日本のグランド・デザイナーといってもよい井上毅による教育勅語の起草を通じて描いた日本人必読の魂の物語。 ◆頒価 会員:1,300円 一般:1,400円 (送料:1冊=80円) ※日本国内のみ ◆お申込:下記のお申し込みフォームをご利用になるか、または「注文冊数、お名前、ご住所、お電話番号、会員/一般/入会希望の種別、ご希望お支払方法(郵便局もしくは銀行)」を明記の上、下記の本会事務局まで。 ◆申込先:日本李登輝友の会 ◆支払い:代金後払い(郵便局・銀行) 本と一緒に請求書を送付します。 ◆【金美齢さんデザイン「ありがとう台湾オリジナルTシャツ」のご案内】 ◆【予約開始” 黄文雄/著『哲人政治家 李登輝の原点』(ワック刊)】 ・著 者:黄 文雄 ■ 頒布価格:会員:1冊=850円 一般:1冊=900円 【送料:1冊=80円 複数冊=実費 *日本国内のみ】 ◆【月刊『正論』定期購読キャンペーンのご案内】 産経新聞社正論調査室から、「月刊正論 年間購読者紹介キャンペーン」のご案内を本会事務局へいただきました。 【契約条件】 『正論』 年間購読契約 ※購読料は初回送付の雑誌に郵便局のお振込用紙を同封致しますので、そちらをご利用下さい。 【注意事項】 現在、年間購読契約中の方、新聞販売店と契約中の方は対象外です。
◆【「日台交流基金」にご協力をお願いします】 お蔭様で、平成19年(2007年)には「奥の細道」探訪の旅として実現し、また同20年9月の沖縄訪問、同21年9月の東京・高知・熊本訪問も実現いたしました。しかし、奥の細道はまだ半分で、新潟から最後の岐阜・大垣まで残っています。また、日本各地から講演要請や表敬訪問の依頼が届いています。 つきましては、本会ではこれらの実現のため、またさらに日台交流を深めるべく『日台交流基金』を設けています。5万円以上の篤志者の方には、李元総統に縁したグッズなどお喜びいただけるようなものをお送り申し上げる所存です。趣旨にご賛同いただける方はご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 【記号-番号】10180-95214171 【口座名】日本李登輝友の会 @【みずほ銀行】本郷支店 普通 2750564 A【三菱東京UFJ銀行】本郷支店 普通0012742 B【ゆうちょ銀行】〇一九(ゼロイチキュウ)店 当座0609117 ニホンリトウキトモノカイ このページの最上部へ戻る |
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