李登輝前総統が風邪で入院 台湾

中央通信によると、台湾の李登輝前総統(83)が19日午後、風邪と発熱、下痢のため台北市内の病院に入院した。病院側は「感染症の検査結果を待っているが、容体は安定している」としている。

李氏は18日、発熱を理由に独立派系の経済関係会議と反中国デモへの参加を取りやめていた。李氏の家族は「熱はいったん下がったが、再び発熱し、下痢を起こした」と話している。

李氏は今年5月に松尾芭蕉の「奥の細道」ゆかりの地を訪ねるため訪日を希望している。