巨人が19歳の台湾アマ投手を獲得へ

巨人が新外国人選手として台湾のアマチュアリーグに所属している姜建銘(ジャン・ジェンミン)投手(19=1メートル77、70キロ、右投げ右打ち)の獲得に動いていることが21日分かった。近日中にも発表される見込みで、入団すれば88~91年に所属した呂明賜以来の台湾からの助っ人となる。

姜は直球の最速は148キロを誇り、高校時代は「鉄人」ともあだ名された。5月に宮崎で行われたW杯アジア地区予選にも代表メンバーとして参加。21日の韓国戦では先発して勝利投手にもなっている。大会には清武球団代表らも視察に訪れており、その高い能力は球団側も把握済み。姜自身もこれまでに「日本に行きたいという気持ちもある」と発言。しかし19歳という年齢もあり、即戦力としてではなく育成も視野に入れた獲得となりそうだ。

またこの日、巨人は新外国人選手としてマーリンズ傘下の3Aアルバカーキ所属のジョン・バート・ミアディッチ投手(29=1メートル93、93キロ、右投げ右打ち)の獲得を発表。推定年俸2,600万円で、7月上旬にも来日する。首脳陣は中継ぎ、抑えとしての起用を予定しており、ミアディッチは球団広報を通じて「抑え投手という役割は気に入っている。持ち味は三振を取ること。すべての力を出したい」とコメントした。


巨人が姜建銘を獲得 台湾代表の本格派右腕

巨人は28日、台湾代表の姜建銘投手(20)=175センチ、73キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。年俸500万円、背番号は97で、7月初旬に来日する予定。

同投手は速球を武器に5月に宮崎で行われたアジア選手権で活躍。6月中旬に東京ドームで入団テストを受けていた。
姜本人の希望により、現在在学している国立体育学院大に籍を置いたまま来日してプレーする。今季は2軍で育成し、来季以降の台頭を期待している。(金額は推定)