【自治体29】平成25年(2013年)12月13日 みなかみ町(群馬県):台南市

【広報みなかみ:2014年2月号】台南市(台湾)と友好都市協定を締結 農業と観光を中心とした交流を強化

12月13日、本町と台南市の友好都市協定が台南市政府において岸町長と陳宗彦台南市政府民政局長の調印により正式に結ばれました。これを機会に農業と観光を中心とした相互交流を進めていきます。今回は台南市(台湾)について知識を深めてみましょう。

◆台南市との友好都市協定締結について
12月13日、岸良昌町長や森下直議長らは台南市政府を訪ね、同市との友好都市協定に調印をしました。この台南市との交流は、一昨年から始まり、職員や観光関係者らがお互いに行き来し、イベントに参加したり交流に関する覚書を交わすなどの活動により、今回の締結に至りました。今後更なる交流により、台湾からの誘客などにも期待されます。

◆台南市はどんな都市?
台南市は台湾で最も古くから栄えた地区の一つで、オランダ人はここに根拠地ゼーランディア城を置きました。清朝時代初期は台湾の首都であり、政治・経済・文化の中心地でした。日本統治時代台湾の中心地は台北に移ったものの、その後も地方都市として発展してきました。

現在は人口約187万人(2010年12月)で、多くの旧跡が残り、現代的な都市景観と併存していることから、「台湾の京都」と呼ばれることがあるそうです。

さらに日本が統治していた時代の台南市長は日本人が勤めていました。そして最後の日本人市長は本県富士見出身の羽鳥又男(はとり・またお)という人物だそうです。この羽鳥市長は戦火で荒れ果てた台南市において、歴史・文化的建造物を保護したため、その功績が認められ、台南市を代表する歴史的建造物「赤かん樓」の建物の中に羽鳥市長の銅像が建てられています。

◆台南市派遣職員「阿部真行」からの活動報告
台南市政府国際課に所属し、日本交流の窓口を担当しています。併せて本町との交流や教育旅行誘致などにも取り組み、台南市の高校などを訪問してセールス活動をしています。その他には、台南市政ニュースの日本語版の原稿校正なども行っています。

みなかみ町役場
〒379-1393 群馬県利根郡みなかみ町後閑318
TEL:0278-62-2111 FAX:0278-62-2291

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