4月22日、日本李登輝友の会(渡辺利夫会長)の31番目の支部として宮崎県支部が設立されました。現在、宮崎県議会議長をつとめる本会理事の中野一則(なかの・かずのり)氏が支部長に就任し、副支部長には山下寿氏(宮崎県議会議員 やました・ことぶき)と窪園辰也氏(宮崎県議会議員 くぼぞの・たつや)、事務局長には佐藤雅洋氏(宮崎県議会議員 さとう・まさひろ)がそれぞれ就任しました。

支部役員の要職を議員、それも県議会議員がつとめるケースは初めてですが、台湾との交流は議員でなければ進まないところも多々ありますので、今後の支部活動がおおいに期待されます。

県議会議員として、現在は県議会議長として多忙な中野支部長ですが、本会主催の李登輝学校研修団にも参加し、李登輝元総統が2016年7月30日から8月3日にかけて石垣市を訪問された折にはご夫妻で駆けつけ、台湾美術界の重鎮だった画家の塩月桃甫(宮崎県西都市生まれ)を描いた小松孝英監督のドキュメンタリー映画「塩月桃甫」が昨年4月下旬に宮崎県内で初上映された折には、議長就任間もない超多忙な間を割いて駆けつけるなど、台湾への思いは人一倍強い方です。

宮崎県は台湾との定期便が2008年から就航しているため台湾との交流も盛んで、2017年2月には新竹県と交流協定を結び、2019年には高千穂町が花蓮市と姉妹都市協定を結んでいます。コロナが流行る前には「みやざき台湾文化祭」が宮崎市で開かれたり、台湾には宮崎出身の人のコミュニティ「宮崎県人会」が設立されているなど、台湾との物理的な距離も近い上に心理的な距離も近いようです。

ちなみに、九州には7つの県がありますが、これまで本会支部は、熊本県支部(2007年10月5日設立、廣瀬勝・支部長)、福岡県支部(2009年3月12日設立、大矢野栄次・支部長)、鹿児島県支部(2013年4月29日設立、前薗博隆・支部長)の3支部が設立されていました。ここに宮崎県支部が加わって4支部となりました。

残る佐賀県、大分県、長崎県にも支部を設立できればと思いますが、すでに沖縄県にも沖縄県支部(2017年10月12日設立、大浜一郎・支部長)が設立されていますので、この宮崎県支部の設立がその機運を盛り上げてくれることを期待しています。

宮崎県内に在住する方で日本李登輝友の会へ入会を希望される方は、下記の「入会申し込みフォームからお申し込み下さい。また、支部へご連絡いただいても結構です。

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◆宮崎県支部[令和4年4月22日設立]
 支部長:中野一則(理事、宮崎県議会議長)
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