本会は機関誌『日台共栄』7月号(第43号)を発行、7月19日に会員の皆さまに発送いたしました。

今号では、「巻頭言」で李登輝元総統秘書の早川友久(はやかわ・ともひさ)氏に、本会会員ならずとも気になる李登輝元総統の体調などご近況について寄稿いただきました。

また、4月に実施した第31回李登輝学校研修団では李登輝元総統には残念ながら体調の都合でご講義いただけませんでしたが、講義草稿をご用意していただいておりましたので、その全文を掲載しました。

さらに、昨年9月、台南市内に「王育徳紀念館」が開かれ、第31回李登輝学校研修団でも訪問していますが、この王育徳紀念館について、王育徳氏次女で台湾独立建国聯盟日本本部委員長の王明理(おう・めいり)さんにその意義や設立の経緯などについて執筆いただきました。

その第31回李登輝学校研修団につきましては、ご両親が台湾出身の南郷成民(なんごう・せいみん)台湾岩手県台湾同郷会会長にレポートしていただきました。南郷氏は今回の研修に参加して啓発されるところ多く「2年後、満65歳になったなら、父が創業した会社の仕事を2人の息子に完全に任せ、1年間、台湾に語学留学をすることを決意」されたことを披歴しています。

李登輝学校研修団は2004年10月の第1回から31回まで約900人が参加していますが、研修後はそれぞれの立場で日台交流に尽くされている方が少なくありません。語学留学した方も少なからずおり、台湾語の学者になった方もいるほどで、南郷さんの前途を祝したいと思います。

阿川弘之・元会長以来、巻頭でリレー執筆していただいている「台湾と私」は、3月の総会で本会理事に就任した菅原洋(すがわら・ひろし)北海道道央支部支部長に書いていただきました。別途、ご紹介します。

また、柚原正敬・事務局長による「今年も台湾に200本の河津桜を寄贈」も別途、ご紹介します。

そのほかにも盛りだくさんの内容です。下記に7月号の目次を紹介します。☆印は間もなくホームページから閲覧できます。

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◆機関誌「日台共栄」7月号(第43号) 目次(☆=ホームページ掲載)

【巻頭言】 李登輝元総統のご近況●早川友久

☆台湾と私43 積み重ねた台湾への思い●菅原 洋

 中国の覇権的な膨張を抑える鍵●李 登輝

 2019政策提言・「日台交流基本法」を早急に制定せよ●日本李登輝友の会

 新副会長に辻井正房・常務理事|報告・第17回総会●本誌編集部

☆「王育徳紀念館」の開館●王 明理

☆今年も台湾に200本の河津桜を寄贈●柚原正敬

☆新たなる決意に胸躍らせて─レポート・第31回日本李登輝学校台湾研修団●南郷成民

 李登輝元総統と渡辺利夫会長から秋田県支部設立に寄せられた祝辞

 支部だより●埼玉・秋田・千葉

 事務局だより●7月26日に道央支部設立総会
        10月に「第32回李登輝学校研修団」を予定
        来年1月に「総統・立法委員選挙視察ツアー」を予定

 編集後記

 日台共栄写真館 令和元年5月21日 蔡明耀さんと張淑玲さんの日本復帰を祝う歓迎会

 日本李登輝友の会 役員一覧【令和元年6月5日現在】