「老台北」蔡焜燦先生(左)と渡辺利夫先生

いまアジアは躍動と激動の時代を迎え、インフラ整備などの経済開発において日本に期待される役割はますます高まっているといえましょう。 

今回、開発経済学、アジア経済がご専門の渡辺利夫氏を秋田にお迎えし、日本の開発協力の起源である、台湾統治につきご講演していただきます。 

今でも台湾の多くの方から敬愛される2人の日本人、米不足の解消という課題に挑戦し、20年近い歳月をかけ文字通り粒粒辛苦の努力の果て「蓬莱米」の開発に成功した磯永吉、不毛の大地と呼ばれていた嘉南平原に命を賭して当時では東洋一の規模である「烏山頭ダム」と排水路を完成させた八田與一。その成果によって、嘉南平原は台湾一の穀倉地帯となりました。高い志に貫かれ、エリートの職分を存分に果たした2人を通して、日本の開発協力の原点を説いていただきます。どうか奮ってご参加ください。 

 2019年3月吉日 

                      日本李登輝友の会秋田県支部 支部長 佐藤典子

・日 時:2019年5月18日(土)15時30分開演(15時 受付開始)

・場 所:秋田拠点センター「ALVE(アルヴェ)」公共棟2階
     秋田市東通仲町4-1 TEL:018-825-3000
     【交通】JR秋田駅直結 徒歩3分

・講 師:渡辺利夫氏(日本李登輝友の会会長、拓殖大学学事顧問、東京工業大学名誉教授)

[わたなべ・としお]1939年、山梨県甲府市生まれ。1970年、慶應義塾大学経済学部を経て同大学院博士課程満期取得。経済学博士。筑波大学教授、東京工業大学教授、拓殖大学教授を歴任して同大学長、総長に就任。2015年12月、同大総長を退任、学事顧問に就任。2016年3月、日本李登輝友の会会長に就任。2018年4月、一般社団法人日米台関係研究所理事長に就任。国家基本問題研究所理事、公益財団法人オイスカ会長。前公益財団法人山梨総合研究所理事長、第27回正論大賞受賞。
主な著書『成長のアジア停滞のアジア』(吉野作造賞)『開発経済学』(大平正芳記念賞)『西太平洋の時代』(アジア・太平洋賞大賞)『神経症の時代─わが内なる森田正馬』(開高健賞正賞)『新脱亜論』『アジアを救った近代日本史講義』『国家覚醒―身捨つるほどの祖国はありや』『放哉と山頭火─死を生きる』『士魂 福澤諭吉の真実』『決定版・脱亜論─今こそ明治維新のリアリズムに学べ』『死生観の時代─超高齢化社会をどう生きるか』など多数。月刊「正論」の平成31年1月号から「小説台湾─明治日本人の群像」を連載。

・演 題:日本の開発協力の起源─ 磯永吉と八田與一の物語

・参加費:一般=1,000円 学生=500円

・定 員:120名 *定員になり次第、締め切らせていただきます。

・申込み:ホームページから

お申込みいただくか、「お名前、フリガナ、一般か学生か、ご住所、お電話番号、メールアドレス、講演会へのご出欠、懇親会へのご出欠」を明記のうえ、下記の支部事務局までお申込みください。

日本李登輝友の会秋田県支部事務局

     E-mail:life@ritouki-akita.net
     FAX : 018-823-0730

・締 切:2019年5月15日(水)

◆講演会終了後、懇親会(会費4,000円)を行います。是非ご参加下さい。

 *渡辺利夫氏は帰京されるため、懇親会には出席されません。
 *お申し込み時に懇親会参加の有無をお知らせください)

・主 催:日本李登輝友の会秋田県支部
 〒010-0905 秋田市保戸野中町2−10 堺様方
 TEL:090-7078-7243  FAX:018-823-0730
 E-mail:life@ritouki-akita.net
 ホームページ:http://ritouki-akita.net/