鳥取県と台湾台中市との観光交流協定締結

【鳥取県ホームページ:2017年10月24日】

このたび、観光交流局長、日台親善協会会長及び鳥取県サイクリングチームが下記のとおり台湾台中市を訪問し、台中市観光旅遊局長と当県の観光交流局長による観光交流協定を締結するとともに、台中市を起点として自転車で台湾を1周するサイクリングフェスティバルに参加しました。

◆訪問団

・観光交流局       門脇誠司(かどわきせいじ)鳥取県観光交流局長ほか
・鳥取県日台親善協会   藤縄喜和(ふじなわよしかず)日台親善協会長
・サイクリングチーム   宮崎正彦(みやざきまさひこ)株式会社鳥取銀行代表取締役会長ほか
             ※「崎」の字は正しくは「立」+「可」です

◆観光交流協定

林台中市長及び藤縄鳥取県日台親善協会長の立会いのもと、門脇観光交流局長と陳台中市観光旅遊局長が観光交流協定の調印を行った。

(日時)  平成29年10月23日(月)午後5時30分から午後6時30分

(主な出席者)
  台中市  林佳龍市長(途中退席)、林陵三副市長、陳盛山観光旅游局長、マンダリン航空、エバー航空など観光・物産関係者
  鳥取県  藤縄日台親善協会会長、門脇観光交流局長、遠藤交流推進課長、鈴木誘客室長等

(会場)  永豊桟酒店(台中市内のホテル)

(概要)

・林台中市長から、梨穂木の輸出を始めとする農業分野での交流及び芸能団派遣や温泉交流など、文化観光分野における鳥取県と台中市との交流及び「0K台湾−台中サイクリングフェスティバル」への参加について感謝の言葉が述べられるとともに、両県の今後の交流の一層の発展についての期待と近い将来、鳥取県と姉妹都市提携し、今後ますます友好交流を深めていきたい旨の発言があった。

・藤縄鳥取県日台親善協会長から、林台中市長の立会いの下、観光交流協定が実現したことに対する祝いの言葉が述べられると共に、農業、観光、青少年交流をはじめ、2名の台湾の国際交流員の配置など台中市とのこれまでの深い交流に対し、感謝の言葉が述べられるとともに、両地域を結ぶチャーター便の実現を期待する旨の発言があった。

・陳台中市観光旅遊局長からは、来年開催される台中市国際花博覧会の開幕式に知事を招待し、その機会に姉妹都市協定を締結したいとの発言があった。

・門脇鳥取県観光交流局長からは、これまで20年間積み上げてきた台中市との交流について感謝の意を述べるととともに、観光交流協定締結を機に、観光分野でのますますの交流促進に繋げていきたい旨の挨拶があった。また、来年の台中市国際花博覧会に鳥取県が出展し、その機会に両地域を結ぶチャーター便が実現するよう尽力したい旨の発言があった。

・さらに調印式に集まっていただいた台中市内の航空会社および観光関係者に向けて、鳥取県の観光PRを行ったところ、参加者からは、カニやコナンなどへの関心が高く、訪問したいとの意向が示された。

(協定の内容)

1 双方は、相手が主催する交流事業及びイベントへ積極的に参加し、民間の訪問交流が促進されるよう努める。

2 双方は、相互の文化理解及び国際的人材の育成に向けて、青少年交流の推進に努める。

3 双方は、両県市内の地域間交流及び民間交流が促進されるよう努める。

4 双方は、観光交流に関する情報提供、送客の促進及び観光宣伝活動など観光交流の推進に努める。

5 双方は、相互の交流を促進するために、両地域を結ぶチャーター便の実施に努める。

6 双方は、公式観光ウェブサイトや相互の観光情報発信ツールを活用し、相互の観光宣伝に努める。