10月4日夜、都内の帝国ホテルで中華民国の建国記念日を祝う「双十節祝賀レセプション」が開かれ、外務大臣などを歴任した故安倍晋太郎の夫人で、安倍総理の母、洋子さんが出席した。台湾紙「自由時報」などは、安倍総理の台湾重視の表れ、などと報じている。
 
レセプションには、日本台湾交流協会の大橋光夫会長、谷崎泰明理事長のほか、日華議員懇談会の古屋圭司会長をはじめとする100名を超える国会議員を含む1800人が出席。今年90歳を迎えた洋子夫人は今年90歳、昨年サプライズゲストとして出席して以来、2年続けての出席となった。

洋子夫人は、2016年、NHK交響楽団が45年ぶりの台湾公演を行った際、洋子さんも同行して蔡英文総統とともに音楽を楽しんだ。また昨年、台北愛楽交響楽団が東京で「台日文化芸術交流音楽会」に参加した際にも謝長廷・駐日代表とともに出席。二度の「音楽外交」を成功させ注目された。
 
祝賀レセプションで祝辞を述べた日本台湾交流協会の大橋光夫会長は、本日は洋子夫人が「安倍総理の名代」として出席されているとリップ・サービスし、万雷の拍手を浴びていた。