昨年10月、訪台したプリーバス氏を案内する蔡英文氏。プリーバス氏はトランプ政権の首席補佐官に就任が予定されている(蔡英文総統のFBより)

台湾国内での報道によると、蔡英文総統は1月8日から15日まで、国交を有する中米の3ヶ国を訪問する際、米ニューヨークでトランジットすることが決まった。

トランジットは来月1月20日のトランプ次期大統領就任の直前で、トランプ政権の側近らと台米関係について会談するという。

今回の外遊では、1月10日に行われるニカラグアのオルテガ大統領の就任式典に出席後、グアテマラとエルサルバドルを訪問する。

また、トランジットを予定している米ニューヨークでは、トランプ政権の首席補佐官に就任が予定されているプリーバス氏や、運輸長官に指名されたイレーン・チャオ氏、さらに蔡英文トランプ電話会談を仲介したとされるヘリテージ財団の創設者エドウィン・フルナー氏らとの会談がセットされる模様だ。

また、米国の報道によればトランプ氏の政権移行チームの顧問で、ヘリテージ財団の研究員であるスティーブン・イエーツ氏が本日(6日)より訪台し、蔡英文総統と会見する予定だという。