20161108-01今年の台湾は、1月の総統選挙で民進党の蔡英文氏が圧勝し、立法委員選挙でも民進党が安定多数の議席を占めた上、「ひまわり学生運動」出身者が設立した新政党「時代力量」も5議席を獲得、スムーズな政権交代が行われて民主主義の深化を世界に示しました。

また李登輝総統が3年連続8度目の来日を果たされる中、日台関係はさらに深まりました。今年だけで姉妹都市提携は12件にのぼり、対日世論調査でも、日本は「最も好きな国」で断トツの1位となり、過去最高の56%の方々に支持していただきました。

本会も、桜寄贈や李登輝学校研修団などを行いました。そこで、この1年を振り返ってさらなる飛躍を期し、恒例の「日台共栄の夕べ」を開催します。

第1部は、ノンフィクション作家の門田隆将氏による講演会です。門田氏はこれまでも『慟哭の海峡』など台湾関係の著書を出されていますが、この12月、2・28事件で犠牲となった弁護士の湯徳章氏(日本名:坂井徳章)を描く『汝、ふたつの故国に殉ず』を日台同時発売されるということで、本書をテーマにお話しいただきます。第2部は、台湾往復チケットや高級ホテル宿泊券、台湾食材を使った台鉄弁当、美味しい台湾果物、素敵な台湾グッズなどが当たる大好評の「お楽しみ抽選会」も行う大忘年会です。

台湾にご縁のある方、ご関心のある方ならどなたでも歓迎です。ふるってご参加ください。

 平成28年(2016年)11月吉日

◆日 時:平成28年12月23日(祝・金) 午後3時~(受付開始:2時30分)

◆会 場:アルカディア市ヶ谷 3階 富士の間
      東京都千代田区九段北4-2-25 TEL:03-3261-9921
     【交通】JR・地下鉄「市ヶ谷駅」徒歩3分

 第1部:講 演 会 15:00~16:30

     門田隆将先生「2・28事件に散ったある日本人弁護士─日台の絆を示して台湾で英雄となった男」

門田隆将(かどた・りゅうしょう)昭和33年(1958年)、高知県生まれ。中央大学法学部卒後、新潮社に入社。週刊新潮編集部に配属され、記者、デスク、次長、副部長を経て2008年4月に独立。ノンフィクション作家として、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなど幅広い分野で活躍。主な著書に『裁判官が日本を滅ぼす』『ハンカチ王子と老エース』『なぜ君は絶望と闘えたのか─本村洋の3300日』『神宮の奇跡』『康子十九歳 戦渦の日記』『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』『風にそよぐ墓標─父と息子の日航機墜落事故』『死の淵を見た男─吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』『狼の牙を折れ 史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部』『記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞』『慟哭の海峡』など多数。

 第2部:大忘年会 17:00~19:00

◆参加費:会員:9,000円(学生会員:6,000円) 一般:12,000円

     *参加費は第1部・第2部を含み、第1部のみ参加は2,000円です。
     *入会希望者と当日入会者も会員扱いと致します。

◆申込み:こちらのお申し込みフォームをご利用になるか、メールもしくはFAXにて「講演会のご出欠、大忘年会のご出欠、お名前、ご住所、お電話番号、メールアドレス、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)」を明記の上、下記の本会事務局までお申し込み下さい。

◆締 切:12月20日(火)

◆主催・お問い合せ
0338682111