日本李登輝友の会は2015年2月現在、全国に25支部、海外に1支部が設立されています。また、台湾のカウンターパートである李登輝民主協会や台日文化経済協会との連携を深めるため、台北事務所も設置しています。

愛知県支部は10年前の2006年(平成18年)6月、全国11番目の支部として香流会紘仁病院理事長の重冨亮(しげとみ・あきら)氏を支部長として発足。外登証問題や地図帳問題、戸籍問題などの署名活動で率先し、台湾への支部研修団も派遣するなど積極的に活動してきています。

中でも講演会活動は、設立総会における記念講演会の金美齢先生をはじめ、林建良氏、宮崎正弘氏、許世楷氏、井沢元彦氏、黄文雄氏、小林よしのり氏、酒井充子氏、蕭錦文氏、安倍晋三氏、西村眞悟氏、青山繁晴氏、梅原克彦氏などそうそうたる方々をお招きして開催してきました。

設立10周年を迎えた今年は「設立10周年記念総会」と銘打ち、今でも台湾の人々から「嘉南大圳の父」と敬愛される烏山頭ダムを造った八田與一技師令孫の八田修一(はった・しゅういち)氏を講師に「嘉南大[土川]と日本精神」と題してご講演いただきます。

奇しくも今年は、八田技師が生まれた1886年(明治19年)からちょうど130年を迎えます。このときに当たり、北國新聞社は11月末、八田四郎次、八田晃夫、八田綾子、佐藤玲子などご遺族による回想や、磯田謙雄、阿部貞寿、宮地末彦など共にダム建設に携わった方々などが書き残した八田技師の回想記などによってその業績を顕彰する『回想の八田與一』を出版するそうです。

ちなみに、八田技師のご長男の八田晃夫(はった・てるお)氏と夫人の八田綾子(はった・あやこ)さんは八田修一氏のご尊父とご母堂です。八田晃夫氏は10年前の5月8日に執り行われた烏山頭ダム湖畔に建つ父母(八田與一と八田外代樹)の墓前祭に参列して帰国後、5月20日に亡くなられています。

八田與一生誕130年、八田晃夫没後10年にあたるこの年、八田修一氏を迎えて開く、愛知県支部の設立10周年記念総会です。ふるってご参加ください。

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第1部 総会

第2部 記念講演

    演 題「嘉南大圳と日本精神」

    講師 八田修一氏(烏山頭ダム技師、八田與一の孫。昭和32年生まれ。昭和56年、中央大学法部卒業、トヨタ自動車株式会社勤務)

・日 時:平成 28 年 11 月 23 日(水)午後1時半開場・2時開会 ~4閉時開会

・会 場:名古屋国際センター 5階 第1会議室
     名古屋市中村区那古野1-47-1 TEL:052-581-5678
     名古屋駅より桜通を東へ徒歩7分。または地下鉄 桜通線「国際センター」下車

・会 費:1,000 円  終了後、希望者にて懇親会を開催します。懇親会費 6,000 円

・お申し込み 「お名前、同伴される方がいらっしゃる場合はその方のお名前、ご住所、お電話番号、FAX番号(お持ちの場合)、メール、懇親会へのご出欠」を明記のうえ、FAXまたはメールにてお申し込み下さい。

・主 催:日本李登輝友の会愛知県支部 支部長 重冨 亮
     〒464-0836 名古屋市千種区菊坂町3-5-302(日本会議愛知県部内)
     TEL:052-763-4678 FAX:052-763-4588
     E-mail:tokai-seikyo@mtc.biglobe.ne.jp