kyouei040予定より少し遅れましたが、10月11日、機関誌「日台共栄」10月号(第40号)を本会会員の皆さまにお送りいたしました。

今号のメインは、何といっても李登輝総統の石垣島における講演録です。本誌でもご紹介したように、李登輝総統はこの講演草稿を大幅に修正し、講演後の様子も入れ、PHPの月刊「Voice」10月号(9月10日発売)に寄稿されていますが、機関誌「日台共栄」10月号では、ご講演の雰囲気もお伝えしたいと思い、敢えて講演録を掲載しました。

ほとんど知られていないと言っていい石垣島と台湾の深い交流の歴史に光を当てるとともに、今後の台湾と日本は「モノのインターネット」、すなわちIoTを主体にした協力体制を築こうではないか、と提言されています。皆さまにもぜひご覧いただきたいと思います。

本会にも、台湾の方と結婚している日本人会員や日本に帰化した台湾の方がたくさんいます。蓮舫議員の二重国籍問題に端を発した戸籍問題ですが、いったい日本は戦後、台湾出身者の戸籍をどのように取り扱ってきたのかというところまでさかのぼり、不透明な台湾出身者の戸籍問題に切り込んでいただいたのが、多田恵・理事による「二重国籍問題が導く日本版・台湾関係法」です。

台湾出身者のみならず、日台カップルの台湾で生まれた子供の戸籍にもかかわってくるのが戸籍の問題であり、日本のあやふやな台湾政策まで見えてくるのが戸籍問題であることを明らかにし、その解決策まで提示した論考です。これもぜひ読んでいただきたいと思い掲載します。

昨日(10月11日)、11月11日から実施する第26回「日本李登輝学校台湾研修団」(略称:李登輝学校研修団)のお申し込みを締め切りました。今回は40人を定員として募集を開始したのですが、9月中に定員に達してしまいました。そこで10人を増員して案内、締切日の昨日までに49人の方に申し込んでいただきました。

毎回、充実した内容の李登輝学校研修団です。前回の第25回は、初日から李元総統のご講義を拝聴し、その夜は台北賓館で行われた外交部主催のレセプションに参加。翌日は総統就任式へも参加。また、日本でも11月12日から岩波ホールで公開される映画「湾生回家」を、この映画に出演している湾生の清水一也氏と観賞するなど盛りだくさんの内容でした。

この模様を、参加した作家の村上知子さんにレポートしていただきました。読み応えのあるレポートです。これもホームページに掲載します。

ちなみに、前回は、李登輝(元総統)、李明峻(台湾安保協会副理事長)、ロバート・D・エルドリッヂ(政治学者)、迫田勝敏(ジャーナリスト)、沼田幹夫(交流協会台北事務所代表)、蔡焜燦(「台湾歌壇」代表)という豪華講師陣でした。

下記に10月号の目次を紹介します。☆印はこちらのページから閲覧できます。


◆機関誌「日台共栄」10月号(第40号) 目次(☆=ホームページ掲載)

  【巻頭言】尖閣をめぐる中国の動きとわが国の対応●川村純彦
☆ 台湾と私(40)李登輝先生の門下生●辻井正房
☆ 石垣島の歴史発展から提言する日台交流のモデル●李 登輝
  李登輝元総統を石垣島にお招きして●吉田信解
☆ 李登輝元総統が石垣から日台提携の具体案●柚原正敬
☆ 二重国籍問題が導く日本版・台湾関係法●多田 恵
  鎌倉市議会が戸籍問題で意見書を可決●本誌編集部
  靖國神社でご遺族とともに初の慰霊祭─六士先生・慰霊顕彰の集い●本誌編集部
☆ 多くを教わった刺激的な5日間─第25回日本李登輝学校台湾研修団●村上知子
  支部だより●熊本・千葉・青森
  事務局だより●日台姉妹都市の急増
  編集後記

  日台共栄写真館 平成28年6月16日~19日 日米台の安全保障等に関する研究会訪台団