台中市政府HPより

台湾の報道によれば、駐台湾日本大使館に相当する交流協会台北事務所が10月から、利便性向上のため台中市政府内で領事出張サービスを始める。

これまで領事出張サービスには、台中市内のSOGOデパートが使われていたが、このほど、台中市政府が庁舎内に会場を提供することとなった。サービスの実施日は毎月第1水曜日で、在留届や在外選挙人登録申請、旅券に関する業務を受け付ける。

これに先立ち、台中市政府秘書処は5日に業務開始セレモニーを開催。沼田幹男・交流協会台北事務所代表、許世楷・元駐日代表らも出席した。

台湾中部に居住する邦人は約2300人とのことで、台中市の林陵三・副市長は、将来の弁事処設置実現に期待を寄せた。