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昨年1月、李登輝総統もミス青森りんごの表敬訪問を受けている(撮影:本会台北事務所)

最近になって、青森市と新竹県が2014年(平成26年)10月17日に「友好交流に関する協定」を締結していたことが判明した。

去る1月21日に伊賀市・志摩市が台東県と「自治体間連携覚書」を結んでいる。覚書の締結なので正式な姉妹都市提携というわけではないが、これも入れてカウントすると日台の姉妹都市提携は42件となる。心から祝意を表したい。

日台間の姉妹都市提携は全国版のニュースになりにくく、ウェブサイトにも掲載されないことがある。この青森市と新竹県の姉妹提携も地域のニュースとしても報じられなかったようで、見逃してしまったようだ。青森市のホームページに、姉妹・友好提携までの経緯や交流の現状が掲載されているのでご紹介したい。

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◆姉妹・友好提携までの経緯

平成25年2月、新竹県において開催された「2013台湾ランタンフェスティバル」に新竹県政府から参加要請を受け、「青森ねぶた」を派遣。イベント期間中には述べ1,268万人が来場。これにより台湾における「青森」と「ねぶた祭り」の知名度が大きく向上したと台湾の観光事業関係者に評される。平成26年10月、新竹県からの要請により、毎年新竹県で開催している「国際太鼓フェスティバル」開会式に本市から青森ねぶた囃子を派遣するとともに、この訪問に合わせて、関係機関で構成する青森市ミッション団が新竹県政府を訪問し、10月17日に「青森市と新竹県との友好交流に関する協定」を締結した。

◆交流の現状

新竹県政府からの要請で、平成25年に「2013台湾ランタンフェスティバル」、翌年には「国際太鼓フェスティバル」に青森ねぶたを派遣しており、台湾における「青森」と「ねぶた祭」の知名度は大きく向上している。平成25年には新竹県からの訪問団が青森市長とともにねぶた祭に参加するなどし、両市の友好関係は一層深まっている。

◆交流の主な動き

・新竹県への青森ねぶた派遣
 平成25年2月「2013台湾ランタンフェスティバル」に大型ねぶたを派遣
 平成26年10月「国際太鼓フェスティバル」開会式に青森ねぶた囃子を派遣