昨5月15日、大阪府松原市(澤井宏文市長)が台北市文山区(蔡培林区長)と昨年9月11日に友好都市協定を結んでいたことが判明した。

松原市と台北市文山区の友好都市協定締結の報道があったのかどうか不明だが、まず大手メディアは日台間の都市提携についてはほとんど報道しない。地域ニュースとして取り扱うため、見逃すことも少なくない。しかし、これで1979年(昭和54年)以来、36年目で日台間の都市提携は36件目となった。

松原市は海外との友好都市協定締結は初めてであり、大阪府では台湾の自治体との都市協定締結も松原市が初めてのことだという。心から祝意を表したい。

松原市のホームページに掲載している「平成26年度国際交流事業」には、澤井市長と蔡区長が署名した「松原市と台北市文山区 友好交流覚書」と、それに署名する澤井市長、署名した覚書を手に握手する澤井市長と蔡区長の写真も掲載している。下記にそれを紹介したい。

※その他の自治体の姉妹都市提携や、日台間の姉妹提携状況はこちらをご覧ください。


◆平成26年度国際交流事業 平成26年9月11日に初の海外都市と友好交流を締結

9月11日に、澤井市長が台湾台北市文山区を訪問し、初めて海外との友好都市協定を締結しました。台湾の地域と友好都市協定締結は大阪で初めてとなります。

台北市文山区は、本市の3年前にセーフコミュニティ国際認証を取得しており、その取り組みへの積極性と熱心さなどから繋がりがうまれました。本市のセーフコミュニティ認証式典では、代表団が訪問され、セーフコミュニティ友好協定を締結しました。その友好関係をより発展させるため、今回に至りました。昨日の友好都市協定も、終始和やかな雰囲気で、無事協定を締結しました。

・セーフコミュニティ国際認証取得年月日
  台北市文山区 2010年11月10日
  松原市    2013年11月16日