20150427-01海外から年間約1,000万人も訪れるアジア有数の繁栄を謳歌する台湾。その礎は、50年の日本統治時代に築かれたと言ってよい。

台湾在住のフリーランス・ライターとして台湾情報を発信し続ける「台湾の達人」の異名をとる片倉佳史氏がこれまでに収集した古写真(こしゃしん)1,200枚を駆使し、簡潔かつ的確な解説により日本統治時代の台湾を再現したのが本書だ。その完成度は高い。

台湾本島や澎湖諸島はもとより、日本領土だった新南群島(南沙諸島)や東沙・西沙諸島にまで及ぶ。その上、附編として大正12年4月の「詳録・裕仁皇太子の台湾行啓」と「台湾歴史年表」が併録されている。年表は「1928年3月17日 台北帝国大学が開校」など日付まで入っていて、日本統治時代が明確な輪郭をもって立ち顕れてくる。

本書は、文字どおり台湾関係者必携というべきで、すでに「台湾研究家にとっては古典として残る」と高評されるほど豊かな内容に満ちた労作。李登輝元総統も絶賛!

【祥伝社  発売:2015年4月  定価:1,944円  A5判・並製・272頁】


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