酒井充子監督の映画「台湾アイデンティティー」が7月6日から全国ロードショーを開始した。航空通信士として北朝鮮で敗戦を迎え、シベリア抑留を体験して日本へ戻った呉正男さんも出演者の一人。本会理事でもある呉氏に、酒井監督のことや制作エピソード、なぜ日本に戻ったのに帰化しなかったのかなど、台湾人のアイデンティティーについてお話しいただく。

また、本会では昨年から政策提言を発表しているが、それを取りまとめているのが「日米台の安全保障等に関する研究会」。その座長で本会常務理事の川村純彦氏に、今年の政策提言である「日台関係基本法の制定」について、なぜ制定されなければならないのか、安全保障問題の観点からお話しいただく。

ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。

◆日 時:平成25(2013)年7月27日(土) 午後2時~5時(1時30分開場)

◆会 場:アカデミー茗台 7階 学習室A

◆講 師:呉 正男先生(本会理事・前信用組合横浜華銀理事長)
「映画『台湾アイデンティティー』と台湾人のアイデンティティー」

20130727-01呉 正男(ご・まさお) 1926(昭和2)年、台湾・斗六生まれ。昭和16年、13歳のとき日本へ。16歳で陸軍特別幹部候補生となり水戸航空通信学校に入隊。滑空飛行第一戦隊に配属。北朝鮮で終戦。ソ連抑留後、復員。法政大学卒業後、信用組合横浜華銀入社。専務理事を経て理事長に就任。「NHKのど自慢大会の台湾開催をお願いする日台の会」会長などを歴任。現在、日本媽祖会副会長、東京台湾の会顧問、本会理事。

◆講 師:川村純彦先生(本会常務理事・川村研究所代表・海将補)
「なぜ日本は『日台関係基本法』を制定しなければならないのか」

20130727-02川村純彦(かわむら・すみひこ) 昭和11(1936)年、鹿児島市生まれ。防大卒業(4期)後、海上自衛隊入隊。対潜哨戒機パイロット、在米大使館防衛駐在官、第5(那覇)及び第4(厚木)航空群司令、統幕学校副校長等を経て平成3年、海将補で退官。主な著書に『尖閣を獲りに来る中国海軍の実力』など。共著に『「核武装」が日本を救う』『国防論』など。現在、川村研究所代表、岡崎研究所副理事長、本会常務理事。

◆参加費:1,000円(会員) 1,500円(一般) *当日ご入会の方は会員扱い

◆申込み:こちらのお申込フォームをご利用になるか、「お名前、会員 ・ 一般 ・ 入会希望のいずれか、お電話番号、懇親会への参加・不参加」を明記の上、メール、FAXにて下記の本会事務局まで。

*7月26日(金) 締切 当日受付も可

◆懇親会:終了後、講師を囲んで会場の近くにて【社会人:3,000円 学生:1,000円】