本会千葉県支部は2日から、川村純彦支部長や金光俊典事務局長をはじめとする支部会員で研修旅行を実施し訪台中。3日午後には、李登輝元総統に面会し、一時間以上にわたって台湾の現状や展望、日台関係の未来についてお話しいただいた。
李登輝元総統は、「沖縄では皆さんに大変お世話になりました」と切り出し、「台湾の現状は”五里霧中”。指導者であるはずの馬総統がおかしなことばかりやっているので、庶民は安心できない。このままでは台湾の未来は暗い。もう一段、台湾の民主化を推し進める必要がある」などと述べた。
最後に川村支部長が、「現在の台湾において、また日台関係において、強いリーダーシップを発揮していただけるのは李登輝元総統を措いて他にいない。ぜひ頑張っていただきたい」と述べると、李元総統は「大丈夫かなぁ、私も年だからなぁ。でも、私は死ぬまで台湾のために働きますよ。それはお約束します」と答え、参加した会員から拍手を浴びた。
一行は4日に台中へ移動し、許世楷・前駐日代表夫妻の台中定住を祝うパーティに参加する予定。