5月8日、第1回後藤新平賞の受賞者に李登輝前総統が決まったことを「後藤新平の会」が発表し、本日の新聞各紙が伝えている。李登輝先生、おめでとうございます。 東京・六本木の国際文化会館岩崎小弥太記念ホールで行われる6月1日の授賞式には、李登輝前総統が「後藤新平と私」と題して講演される予定だという。 5月3日に中央通信の来日報道があり、昨日もまた7日の中央通信の報道を受けて日本のメディアが来日について報道していたが、これで李登輝前総統の来日は俄然真実味を帯びてきたと言えよう。 


 「第1回後藤新平賞 李登輝前台湾総統」

日本の近代化に尽くした政治家後藤新平(1857~1929年)にちなみ、国家や地域の発展に寄与した人に贈られる「第1回後藤新平賞」に、前台湾総統の李登輝氏(84)が決まり、8日、発表された。 李氏は1923年生まれ。旧台湾総督府の民政局長を務めた後藤とかかわりの深い台湾で、台北市長や台湾総統として近代化に貢献した点が評価された。 授賞式は6月1日午前10時、東京・六本木の国際文化会館岩崎小弥太記念ホールで行われる。同賞は、満鉄総裁、外相、東京市長などを歴任、スケールの大きな政策を構想した後藤の生誕150周年を記念して「後藤新平の会」が創設した。【5月8日付・読売新聞】