20061109周英明先生(金美齢先生の夫君)が11月9日(木)夜、大腸癌のため亡くなられました。

謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心から哀悼の意を表しご冥福をお祈りいたします。

■周英明(しゅう えいめい)先生
1933年(昭和8年)、福岡県八幡市に生まれる。1946年(同21年)、台湾に帰国。1956年(同31年)、台湾大学電気工学科卒、「歯を食いしばって兵役(空軍少尉)を終え」、1957年、台湾大学助手。1961年(同36年)、「激烈な競争を勝ち抜き」27歳にて日本文部省国費留学生として東京大学大学院修士課程に留学。同時に台湾独立運動に従事。1964年、早稲田大学留学中の金美齢氏と結婚。1968年、東京大学大学院博士課程修了(工学博士、マイクロ波工学専攻)。1975年、台湾独立建国連盟日本本部委員長。月刊「台湾青年」発行人(孫明海)。東京理科大学講師、助教授、教授を経て、1996年、理工学研究科長、社団法人回路実装学会会長。2000年8月28日、40年ぶりに祖国・台湾の土を踏む。2006年11月9日、大腸癌のため日本国にて逝去。