台湾紙の報道によれば、日本の大相撲が8月、戦後初めて台湾で巡業することになった。台湾には戦前から根強い大相撲ファンがおり、開催されれば大きな盛り上がりを見せそうだ。台湾巡業は8月19、20日の2日間、台北市の台北ドームで行う予定という。

現在、東京・両国国技館と日本相撲協会などが細部の詰めに入っている。巡業に参加するのは横綱朝青龍、大関白鵬ら42人の力士。

海外での巡業は1993年6月のアメリカのサンノゼ・ハワイ巡業以来で13年ぶりとなる。台湾では貴乃花や小錦らが知られており、台湾側ではこれら引退した力士の招請も希望している。同協会は同時期にモンゴルでも巡業を行うことも検討しているという。

4月7日付・自由時報(台湾)