今般、日本でも国際派・知日派として著名な台湾の考試院(日本の人事院に相当)院長で元民進党主席の姚嘉文(よう かぶん)氏が来日されます。そこで、台湾の現状と将来について、あるいは日台関係の展望についてご講演いただくことになりましたので、ここにご案内申し上げます。

因みに、台湾は日本のような3権分立体制と異なり5権分立体制を採用し、行政、立法、司法、考試、監察院の5院制をとっています。考試院は1930年に成立し、国家試験および全国公務員の人事管理制度などの業務をつかさどっているところです。院長は総統が指名し、立法院の同意を経て任命される任期6年の特任官です。昨夏、姚嘉文氏は許水徳氏の後任として任命されています。

日 時  平成15年12月21日(日) 午後2時30分~7時30分(2時開場)

第1部 講演会「台湾の現在と将来」 メトロポリタンプラザ 12F 第2会議室
午後2時30分~5時[司会・薛 格芳 同時通訳・林 建良]

<講師 姚 嘉文(よう かぶん)氏 略歴>1938年(昭和13年)、台湾・彰化県生まれ。1966年(同41年)、台湾大学法学部卒業。同大学法律研究所修士課程修了後、米カリフォルニア大学大学院に留学。1969年、弁護士資格取得。1987年~88年(同62年~63年)、民進党主席1992年~95年(平成4年~同7年)、立法委員。1997年から国立清華大学助教授。2000年~02年(同12年~14年)、総統府資政。2002年から考試院院長。平成14年(2002年)2月、在日台湾同郷会と台湾研究フォーラム共催による講演会の講師として来日。

第2部 懇親会 ホテル メトロポリタン 曙の間
午後5時30分~7時30分[司会・永山英樹]

参加費
第1部 1,000円(会員) 1,500円(一般)
第2部 5,000円(会員) 6,000円(一般) *当日入会の方も会員割引。