日本政府は4月29日付で、令和7年春の叙勲受章者を発表しました。受章者は3,990人でした。別枠の外国人叙勲は米国の上院議員で元駐日大使のウィリアム・ハガティ氏など45ヵ国・地域の107人(女性は17人)でした。

台湾からの受章者は、旭日双光章の張昌彦氏(日本映画評論家)と瑞宝双光章の邱美富氏(元日本台湾交流協会高雄事務所現地職員)のお二人でした。

これまでのご功労に深く感謝申し上げるとともに心からお祝い申し上げ、内閣府が発表した「令和7年春の外国人叙勲受章者名簿」から、主要経歴や功労概要などをご紹介します。

ちなみに、2005年春に再開された台湾人叙勲で、蔡茂豊氏(台湾日本語教育学会元理事長、元東呉大学外国語学院院長)が旭日中綬章を受章して以来、台湾からの叙勲受章者は88人となります。別途、「台湾の叙勲者一覧」をご紹介します。

◆内閣府発表「令和7年春の外国人叙勲受章者名簿」(令和7年4月29日付け発令)
 旭日章瑞宝章

勲  章:旭日双光章
氏  名:張 昌彦(チョウ・ショウゲン Chang Chang-Yen)男 83歳 台北市
主要経歴:日本映画評論家・翻訳家
功労概要:台湾における日本文化の紹介及び日本・台湾間の友好親善に寄与

勲  章:瑞宝双光章
氏  名:邱美富(キュウ・ビフ Chiu Mei-Fu)女 65歳 高雄市
主要経歴:元(公財)日本台湾交流協会高雄事務所現地職員
功労概要:(公財)日本台湾交流協会在外事務所活動に寄与