安倍晋三首相の署名が入った勲記の写しを手にする張文芳さん(2015年)

11月13日、台湾の友愛グループ代表の張文芳先生が入院先の和平病院にてお亡くなりになりました。享年94歳。

張文芳先生には、友愛グループの皆さまとの交流会を開いていただいたり、本会の日本李登輝学校台湾研修団(2012年11月の第18回)では蔡英文・民進党主席を講師に招いたときに通訳を務めていただきました。

また、本会青年部が訪台した折にも友愛グループの皆さまとの交流を図っていただくなど、とてもお世話になりました。

これまでのご教導に深甚の感謝を申し上げ、心よりご冥福をお祈りいたします。

なお、葬儀等の日程については未定です。

 令和5年(2023年)11月15日

 日本李登輝友の会

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張文芳(ちょう・ぶんほう)先生
1929年(昭和4年)、台湾・桃園に生まれる。父の事業のため6歳で大阪に渡る。中豊島小学校在学中の1937年(昭和12年)、支那事変が勃発したことで帰台し桃園小学校に転校。1940年(昭和15年)、5年生の時に再び大阪へ。
1942年(昭和17年)、奈良県天理中学に進学。日本で敗戦を迎え、翌年に帰台。戦後は父の故郷である屏東県東港鎮に住み、屏東女子中学の事務職員を経て、ニット業界で約40年活躍。65歳でニット業界を引退し、66歳から個人で翻訳や通訳の仕事をはじめる。
2002年に「美しい日本語を台湾に残す」ための日本語世代を中心とした日本語勉強会の「友愛グループ」に入会。翌年から幹事として会報や約300頁の機関誌『友愛』誌の編集を担当。事務局長を経て2011年、代表に就任。2015年11月3日、長年にわたり日本語を軸とした日台間での相互理解の促進に寄与された功績から旭日双光章を受章。2023年11月13日、逝去。