梅原克彦・中信金融管理学院教授

コロナウイルス感染防止のため延期となりました。

中国政府による選挙介入が取り沙汰される中、台湾の総統選挙と立法委員選挙が大きな混乱もなく、75%という高い投票率をもって行われました。蔡英文総統は総統選挙史上最多の817万票を得て再選され、与党民進党も61議席を獲得して過半数を制し、蔡英文政権の2期目は安定多数の船出となりました。台湾では「狂勝」や「狂紀録」と報じられ、日本でも「圧勝」などと報道されましたが、果たしてそうでしょうか。

この選挙ではまた、新しい政党である台湾民衆党から5人、台湾基進党から1人が初当選しています。この動きはどう捉えたらいいのでしょうか。さらに、2期目の蔡英文政権にはどのような問題が控え、日米関係や中国との関係はどうなっていくのでしょうか。

2月の台湾セミナーは、現在、高雄市に住み、台南の中信金融管理学院で教鞭を執る、元仙台市長の梅原克彦氏を講師に迎え、今後の日米台関係や台中関係を展望していただきます。

セミナー終了後は、講師や特別ゲストを囲んで懇親会を開きます。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。ふるってご参加のほどお願いします。

◆日 時:令和2年(2020年)2月29日(土) 午後2時30分~4時30分(2時開場)

◆会 場:文京区民センター 3-C会議室
     東京都文京区本郷 4-15-14 TEL:03-3814-6731
     【交通】 都営地下鉄:三田線・大江戸線 春日駅 A2出口 徒歩1分
          東京メトロ:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 4b出口 徒歩5分
          JR総武線 水道橋駅 東口 徒歩10分

◆演 題:総統選挙後の日米台関係と台中関係を展望する

◆講 師:梅原克彦氏(中信金融管理学院教授、元仙台市長)

[うめはら・かつひこ] 1954年(昭和29年)、宮城県仙台市生まれ。東京大学法学部卒業。1978年、通商産業省(現経済産業省)入省。海外貿易開発協会アジア太平洋地域代表兼バンコク事務所長、通商政策局地域協力課長、通商政策局通商交渉官、外務省在米国日本大使館公使等を歴任。通産省在職中、APEC、ASEANを担当するとともに、わが国初のシンガポールとの経済連携協定(EPA)締結に尽力。2005年、仙台市長選挙に当選し2009年8月まで務める。その後、国際教養大学教授を経て、2018年に台湾の中信金融管理学院教授に就任。日本李登輝友の会常務理事、日米台関係研究所理事、特定失踪者問題調査会顧問、日本将棋連盟宮城県支部連合会会長。

◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) 
     *当日ご入会の方は会員扱い

◆申込み:こちらのお申込みフォームをご利用になるか、「お名前、ふりがな、性別、ご住所、お電話番号、メールアドレス(お持ちの方)、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会へのご出欠」を明記の上、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申込み下さい。*2月28日(金) 締切

◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて[参加費=3,000円 学生:2,000円]

◆主 催:日本李登輝友の会