湾生の松本洽盛氏

台湾の日本語世代は、日本の統治時代について「何を見、感じ、考え、体験したか。先人たちからどのようなことを聞き、子や孫たちにどのように語り聞かせてきたのか」──

戦前、花蓮県瑞穂に生まれ育ち、2016年に日本で公開された映画「湾生回家」に出演し、当時の体験や“故郷”台湾に寄せる熱い想いを語った湾生の松本洽盛(まつもと・こうせい)氏にはとても気になっていたそうです。そこで、このほど85歳から101歳まで、22人もの「最後の日本語世代」と言われる台湾の人々にじっくり話を聞いて『むかし「日本人」いま「台湾人」』を編纂されました。

8月のセミナーでは、松本氏を講師に迎え、本書をテーマに「台湾の日本語世代が伝える日本統治時代の真実」についてお話しいただきます。        

セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開きます。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。【会場で著書と映画『湾生回家』DVDを頒布】

◆日 時:令和元年(2019年)8月31日(土) 午後2時30分~4時30分(2時開場)

◆会 場:文京区民センター 3-C会議室(東京都文京区本郷 4-15-14 TEL:03-3814-6731)
     【交通】都営地下鉄:三田線・大江戸線 春日駅 A2出口 徒歩2分
         東京メトロ:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 4b出口 徒歩5分
         JR総武線 水道橋駅 東口 徒歩10分

◆演 題:台湾の日本語世代が伝える日本統治時代の真実─『むかし「日本人」いま「台湾人」』を編纂して

◆講 師:松本洽盛氏(梅桜交友会代表)

[まつもと・こうせい] 昭和12年(1937年)3月、台湾・花蓮港(現・花蓮県)瑞穂生まれ。花蓮縣鳳林國民学校入学。3年時に終戦となり花蓮港小学校に転校。昭和21年(1946年)3月、3年修了とともに日本に引き揚げ、三重、京都、群馬と転居を重ねる。同志社大学商学部卒。日本実業出版社編集部勤務を経て、昭和44年(1969年)、交通安全教育、企業の安全運転管理などを主とした出版社「企業開発センター」を設立。以来、46年に亘り交通安全教育および管理関係のテキスト企画制作、出版に携わる。映画「湾生回家」に出演(台湾公開は2015年10月、日本公開は2016年11月)。現在、奈良市在住。梅桜交友会代表。編著に『むかし「日本人」いま「台湾人」』。

◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生)
     *当日ご入会の方は会員扱い

◆申込み:こちらのお申込みフォームをご利用になるか、「お名前、ふりがな、メールアドレス、性別、ご住所、お電話番号、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会へのご出欠」を明記のうえ、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申し込み下さい。 *8月30日(金) 締切

◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて [参加費=3,000円 学生:2,000円]

◆主 催:日本李登輝友の会