坂口隆裕氏

「台湾歌壇」の会員数は、李登輝元総統とともに台湾の日本語世代を代表する蔡焜燦先生が2007年に代表に就かれてから急速に伸びたそうです。2017年4月に迎えた創立50周年記念大会には日本からも大勢駆けつけて盛大に行われ、蔡先生はこの50周年を見届けて安心されたかのように7月にお亡くなりになりました。

2018年12月、山口県下松市の米泉湖(べいせんこ)文学碑プロムナードに「蔡焜燦先生顕彰碑」が建立されました。蔡先生を顕彰する碑は台湾でも日本でも初めてのことで、建立されたのは「蔡焜燦先生を慕ふ和歌の会」代表の坂口隆裕(さかぐち・たかひろ)氏。蔡先生に日本人としての自覚を呼び覚まされ、台湾歌壇でご指導いただいたご恩に報いたいという一念からだったそうです。

令和元年最初のセミナーには、今年3月に本会理事にも就任した坂口隆裕氏を講師に迎え、蔡先生が伝えたかったことなど「蔡焜燦先生と台湾歌壇」をテーマにお話しいただきます。

セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開きます。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。

◆日 時:令和元年(2019年)5月18日(土) 午後2時30分〜4時30分(2時開場)

◆会 場:文京区民センター 3-C会議室(東京都文京区本郷 4-15-14 TEL:03-3814-6731)
     【交通】都営地下鉄:三田線・大江戸線 春日駅 A2出口 徒歩2分
         東京メトロ:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 4b出口 徒歩5分
         JR総武線 水道橋駅 東口 徒歩10分

◆演 題:蔡焜燦先生と台湾歌壇

◆講 師:坂口隆裕氏(蔡焜燦先生を慕ふ 和歌の会代表)

[さかぐち・たかひろ]  昭和29年(1954年)、福岡県生まれ。九州大学芸術工学部卒業(和楽器の音響について研究)。学生時代に国民文化研究会の夏合宿に参加して短歌詠みを体験。2005年〜2009年、半導体メーカー台湾デザインセンター出向。この間に蔡焜燦先生と出会い、日本人としての自覚を呼び覚まされて台湾歌壇に入会。3年間、月例会に通い続ける。2015年、蔡焜燦先生の勧めにより再生日本21のメンバーなどと「蔡焜燦先生を慕ふ 和歌の会」を設立して代表に就任。現在、アジアの和声についての研究を再開。一宇ソリューションズ代表、旺玖科技股份有限公司顧問、日本李登輝友の会理事。

◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生)
     *当日ご入会の方は会員扱い

◆申込み:こちらのお申込みフォームをご利用になるか、「お名前、ふりがな、メールアドレス、性別、ご住所、お電話番号、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会へのご出欠」を明記のうえ、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申し込み下さい。 *5月17日(金) 締切

◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて [参加費=3,000円 学生:2,000円]

◆主 催:日本李登輝友の会