日本統治時代の台湾で生まれ育った日本人=湾生は、終戦後、日本に還る運命を辿りました。歴史の転換点に遭遇し、故郷と思っていた台湾から未知の国・日本へと向かわざるを得なかった湾生の人々。

昨年は映画『湾生回家』が話題になりました。そこでは数奇な人生を送った湾生の方々が、長い年月を経て台湾へ里帰りする模様が綴られて、多くの涙を誘いました。

李登輝学校研修団の卒業生で構成される「李登輝学校校友会」では、このたび台湾懇話会を開催することになりました。その第1回の講師として元台湾協会理事長の齋藤毅(さいとう・つよし)さんをお招きします。終戦時小学2年生だった齋藤さんに、当時の様子についてお話ししていただきます。

幼かった子供の記憶に残る終戦前後の台湾。そのときの子供の目に、台湾を襲った時代の変化はどのように映っていたのでしょうか。メディアではなかなか知ることができない体験を伺いたいと思います。

土曜の昼下がり、一緒に日台の歴史に思いを馳せてみませんか。ご参加お待ちしています。

 平成30年(2018年)1月吉日

                           日本李登輝友の会 李登輝学校校友会

◆日 時:平成30年(2018年)1月27日(土) 午後2時30分〜4時30分(2時開場)

◆会 場:文京区民センター 3階 3-C会議室(東京都文京区本郷4-15-14 TEL:03-3814-6731)
     【交通】都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分
         丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分 
         南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分
         JR水道橋駅東口 徒歩15分

◆演 題:一湾生少年の終戦体験

◆講 師:齋藤毅氏(元台湾協会理事長)

[さいとう・つよし] 昭和12年(1937年)年8月13日、台湾・新竹市生まれ。同15年、台北へ移る。同19年3月、台北幼稚園卒。同年4月、台北師範第一付属国民学校入学。同21年4月、日本へ引揚げ。同22年から岩手県盛岡市で育つ。同37年3月、東京大学法学部第一類卒(私法)。同38年3月、東京大学法学部第三類卒(政治)。住友機械工業(現住友重機械工業)に入社し、支社長、製造所長、監査役、取締役などを歴任。平成15年6月、同社を取締役で退任。平成15年7月、(財)台湾協会評議員。同16年7月、同協会理事。同19年7月、同協会理事長に就任。同25年3月、同協会理事長を退任し顧問に就任。現在、台湾を応援する会顧問。

◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生)
     *当日、日本李登輝友の会にご入会の方は会員扱い

◆申込み:こちらのお申込フォームをご利用になるか、「お名前、お電話番号、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会へのご出欠」を明記のうえ、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申込み下さい。*1月26日(金) 締切

◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて [参加費=3,000円 学生:2,000円]

◆主 催:日本李登輝友の会 李登輝学校校友会(渡辺丈夫理事長)