日本台湾交流協会のHPより

去る6月29日、外務省は「平成29年度外務大臣表彰」を発表、台湾関係として「台湾歌壇」「日本奨学金留学生聯誼会」「台湾協会」の3団体が受賞した。

翌日、蔡焜燦先生に日本台湾交流協会台北事務所がホームページに掲載した「台湾における平成29年度外務大臣表彰の受賞について」をFAXでお送りすると、折り返しお電話をいただいた。いつもの声よりも晴れやかで、ご自分の叙勲よりも嬉しそうに話し、とてもご機嫌だった。それから半月後の7月17日、突然亡くなられた。

8月24日、日本台湾交流協会台北事務所において表彰式が行われ、台湾歌壇からは亡くなられた蔡焜燦先生に代わり曾昭烈・副代表が三宅教子・前事務局長ら歌壇メンバー約20人とともに出席した。

蔡焜燦先生が「台湾歌壇」の代表に就かれてから、メンバーが飛躍的に増えた。毎月の第4日曜日に開く歌会に参加する方も50人、60人は当たり前、ときには70人を超えることもあった。意気揚々と歌壇に参加されていた蔡先生の笑顔が思い出される。

台湾歌壇の外務大臣表彰は「台湾の日本語世代の会員を中心に100名以上の会員がおり、毎月日本語で短歌を詠む歌会を開催している。日本の伝統文芸である短歌を通じた日台の相互理解の促進に寄与するとともに、幅広い世代の日台草の根交流・友好親善に貢献している」功績をもって表彰されている。

民間大使を自任し、国交のない日台間の交流を深められて来た蔡焜燦先生のその功を、日本の外務大臣が認めて表彰するというのは、最高の「はなむけ」であり「ご供養」ではないだろうか。


「平成29年度外務大臣表彰」表彰式開催

【日本台湾交流協会台北事務所:2017年 8月 25日】

8月24日(木)、当所代表公邸において「平成29年度外務大臣表彰」表彰式が執り行われ、台湾歌壇及び日本奨学金留学生聯誼会に対し表彰状が授与されました。外務大臣表彰は、我が国との友好関係増進のため長年にわたり取り組まれた個人・団体に対し、その貢献を外務大臣より表彰するものです。表彰式には両団体関係者が参加し、温かく和やかな雰囲気の下、式が執り行われました。

この度受賞した台湾歌壇は1967年に設立され、台湾の日本語世代の会員を中心に100名以上の会員がおり、毎月日本語で短歌を詠む歌会を開催されています。日本の伝統文芸である短歌を通じた日台の相互理解の促進に寄与されるとともに,幅広い世代の日台草の根交流・友好親善に貢献されています。

また、日本奨学金留学生聯誼会は1988年に設立された、日本の奨学金を得て日本に留学した台湾人による同窓会であり、機関誌の発行、日本留学フェアへの参加や新規留学生への訪日前説明会等の活動を行われています。2000名を超える元留学生は各界で日台交流の架け橋として活躍しており、対日理解促進に貢献されています。

今次受賞についてお祝い申し上げるとともに、台湾歌壇と日本奨学金留学生聯誼会の益々のご発展を祈念いたします。 

※ 平成29年外務大臣表彰(外務省サイト)