管碧玲・立法委員のFBより

高雄市選出の立法委員で、陳菊・現高雄市長の後任候補として最右翼と目される管碧玲・立法委員(民進党)が先週水曜日(6月7日)に李登輝総統をご自宅に表敬訪問したことを、15日夜にFacebook上に掲載した。

Facebookの内容によると、管氏が最近出版した自伝『爸爸的吉他(お父さんのギター)』に李総統が推薦の序文を提供。その感謝を伝えるために李総統を表敬したという。また、高雄市長に立候補するにあたってアドバイスを求め、それに対して李総統からは激励とともに、指導者として常に第一線に立ってこそ全体を掌握出来るなどといった助言があったという。

さらに、李総統は日本の最先端の科学技術や、IT産業などについて話されたといい、「李総統は年齢を重ねてもなお時代の先端を行っている」などと称賛した。

管碧玲・立法委員は1956年生まれの60歳。台中出身だが、謝長廷氏(現駐日代表)が高雄市長の時代に、高雄市政府の要職に起用されたことで頭角を現した。その後、高雄市から立法委員に出馬して当選、支持者からは「管媽(管ママ)」の愛称で親しまれている。ちなみに、夫は元台南市副市長の許陽明氏、立法院で秘書を務める次女は日本の大学を卒業している。