自由時報による速報

午後2時から八田與一技師ご夫妻の慰霊祭が行われる予定の烏山頭ダム・八田與一銅像付近で午後12時すぎ、反日団体のメンバー約40名が乱入し、警察側と衝突が起きた。

台湾紙・自由時報の速報によれば、毎年5月8日は八田技師の慰霊祭に合わせ、風景区園内は無料で入場できるが、今年は初めて無料入場は実施されず、入場にも制限が行われた。

関係者によると、反日団体メンバーは午前中にはすでに園内に入り、代表5名がやはりダムのほとりにある蒋介石の銅像に参拝。

その後、午後12時すぎにトイレから出てきた女性メンバーのカバンから警察の勤務表がのぞいているのを警察官が発見。

警察官が女性に勤務表を出すよう求めたところ、「これは拾ったものだ」と大声で叫ぶとともに警察官につかみかかったため、その他のメンバーが集まり、警察側と揉み合いになったという。

その後、警察によって制圧されたが、現場は一時混乱した模様。

なお、自由時報のニュースサイトには揉み合いの様子を捉えた動画も掲載されている