ご案内のように、本会理事の森靖喜氏が理事長をつとめる岡山学芸館高等学校(森健太郎校長)の生徒たちが4月25日、最寄り駅の西大寺駅前において午前7時30分から街頭募金、また昼休みには校内募金を行いました。翌26日はあいにくの雨模様だったため、駅前から校内に場所を替えて募金活動を行いました。

学校のホームページ公式Facebookに、その報告を写真とともに掲載しています。

街頭募金に立ったのは、2017年3月に台湾研修旅行に参加した29名の生徒有志。「私たちが台南市の烏山頭ダムにある八田技師のお墓や銅像を訪問した1か月後に頭部が切断されるという事件が起きました。修復に少しでもお役にたてたら、と募金活動を行っています」(HP)と、街頭募金を行うようになった経緯を記しています。

この岡山学芸館高等学校の募金活動には台湾でも注目が集まり、facebookには台湾から<募金活動に参加した岡山学芸館高校の皆さん:台湾人として、「お疲れさまです!ありがとうございます!」と申し上げたいです。><私は台湾人です。本当にすみません。本当にありがとうごさいます。><ありがとうございます。謝謝!>などのレビューも相次ぎ、「いいね!」も1,000人を超え、台湾最大手紙の「自由時報」も報じています。

また産経新聞も、元台北支局長の吉村剛史・岡山支局長が25日の駅前での街頭募金について報じていますので、その記事を下記に紹介します。

なお、記事の最後に「寄付金は日本李登輝友の会を通じて後日、現地に送金される」とありますが、募金開始の際にお伝えしましたように、嘉南農田水利会(楊明風会長)に直接お届けする予定です。また、募金を始めることや義捐金を直接お届けすることは、嘉南農田水利会の了承をいただいていることを申し添えます。

それにしても、4月26日現在の募金額は予想を上回る148万3,632円となり、185人の方々から寄せていただきました。この中に、岡山学芸館高等学校の生徒たちの街頭募金に寄せられた義捐金も入っています。改めて義捐金を寄せていただいた方々に深く御礼申し上げます。

4月18日から始めた八田與一像修復・復元「緊急募金」も、本日が募金の最終日です。よろしくお願いします。

◆八田與一銅像被砍 日本高中生上街募修復經費【自由時報:4月26日】


台湾の巨大ダム建設の父 八田與一さん銅像修復を! 岡山学芸館高生が募金

【産経新聞:2017年4月26日】

台湾南部で戦前、世界有数の巨大ダム建設を指揮した日本人技師の現地の銅像の頭部が破壊されたことを受け、岡山学芸館高校(岡山市東区)の生徒らが25日、地元のJR西大寺駅前で銅像の修復費用の募金活動を展開し、通勤、通学の市民らがこれに応じた。

破壊されたのは台南市の烏山頭ダムのほとりに設置されている八田與一(はったよいち)技師(1886~1942)の銅像。16日朝、頭部が切られているのをダム関係者が発見し、警察に通報。その後、中台の統一を主張する元台北市議の男が犯行を表明して警察に出頭した。

八田技師は大正9(1920)年から烏山頭ダム建設を指揮。10年かけて完成させ、嘉南平野を台湾最大の穀倉地帯に変えた功績が日台双方で知られている。

毎年5月8日の命日には傍らに八田夫妻の墓がある銅像前で地元の人々が慰霊祭を営んでおり、台南市の頼清徳市長も像の速やかな修復を指示。「慰霊祭は例年通り行う」としている。

銅像の損壊を受け、3月に台湾研修旅行を行ったばかりの岡山学芸館高校では、研修で実際に八田與一像や墓を参拝した生徒ら有志約30人が修復費用の「緊急募金」を提案。

この日は約10人が募金箱や横断幕、のぼりを手に西大寺駅前に立ち、「銅像修復のためにご協力をお願いします」と呼びかけた。

英語科3年の小川航(わたる)さん(17)は「研修で交流した台湾の人々のために何かしたかった。日台の絆はかえって強くなると思う」ときっぱり。募金に応じた会社員の男性は「東日本大震災の際に台湾から寄せられた巨額の義援金のことを思った」と話していた。

募金活動は26日も同駅前で午前7時20分~同8時20分に実施。寄付金は日本李登輝友の会を通じて後日、現地に送金される。