20170103-01いまでも台湾の人々から「台湾水利の父」「嘉南大圳の父」と尊敬され、毎年5月8日の命日に烏山頭ダムの畔で墓前祭が行われる八田與一(1886年2月21日~1942年5月8日)。李登輝総統は慶応大学で行う予定だった幻の講演で「台湾で最も愛される日本人の一人」と述べ、その理由を「義を重んじ、誠をもって率先垂範、実践躬行する日本的精神が脈々と存在しているから」と喝破した。

子や孫などの親族や幼いころからの友人、同じ土木界の後輩など、すでに故人となった人々が書き残した戦前・戦後の回想記や書下し寄稿文を通し、八田の業績や人物像のみならず、外代樹夫人や家族像をも瑞々しく浮かび上がらせている。生誕130年を記念するにふさわしい内容で、日台交流の原点を明示。

主な執筆者:八田四郎次(親戚)、伊藤平隆(友人孫)、磯田謙雄(部下)、松田章一(前金沢ふるさと偉人館長)、宮地末彦(部下)、八田晃夫(長男)、佐藤玲子(5女)、八田綾子(長男の妻)、深尾立
(初孫)、中川外司(前「友好の会」世話人代表)、徐金錫(八田與一文化芸術基金会会長)

【北國新聞社 発売:2016年12月 定価:1,500円(税込)  A5判・並製・200頁】

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