新しいロゴも発表された(交流協会HPより)

ついに交流協会が名称を正名し、来年1月1日より「日本台湾交流協会」(英語名:Japan-Taiwan Exchange Association)に変更する。本日(12月28日)、交流協会が正式発表した。心から祝意を表したい。

交流協会の名称変更については池田維(いけだ・ただし)氏が交流協会台北事務所代表をつとめていた10年前の2006年前後から問題視されていた。そもそも、交流協会は外務省と通産省(現、経済産業省)認可の財団法人として発足したため、名称変更は定款を変更しなければならず、その手続きがとても複雑だそうで、これまで見送られてきた経緯がある。もちろん、中国の動向もあった。

そこで、池田代表時代に交流協会台北事務所は頭に「日本」とだけ付し、通称として使用してきた。

しかし、第二次安倍政権が2012年12月に発足してからの目覚ましい交流の深化に鑑み、名称変更に踏み切ったようだ。

今年は、1月に台湾の民意が蔡英文氏を総統当選に導いてはじまり、12月に交流協会が日本台湾交流協会への正名をもって1年を締めくくることになった。なんともめでたい年の暮だ。