台中市政府のHPより

去る3月28日、台湾の中部に位置する台中市の林佳龍・市長、彰化県の魏明谷・県長、南投県の林明溱・県長一行がマンダリン(華信)航空の台中清泉崗空港と中部国際空港を結ぶチャーター便で訪日し、4月1日まで観光や産業など台湾中部の魅力を日本側にアピールして4月1日に帰台した。

翌3月29日には、愛知県名古屋市で日本の「昇龍道」(中部・北陸地方の観光ルート)を推進している「中部広域観光推進協議会」と観光友好交流覚書に調印した。台中市政府は翌日のホームページでその模様を伝え、また「台北週報」が伝えている。下記にご紹介したい。

ちなみに、台中清泉崗空港と中部国際空港の間でチャーター便が運航されるのは初めてだったそうで、5月まで15往復運航されるという。


台湾中部と日本中部の「観光友好交流覚書」に調印

【台湾週報:2016年3月30日】

台湾中部の台中市、彰化県、苗栗県、南投県、雲林県、嘉義県、嘉義市で構成される「中台湾観光推動(推進)委員会」は3月29日、愛知県名古屋市で日本の「昇龍道」(中部・北陸地方の観光ルート)を推進している「中部広域観光推進協議会」と観光友好交流覚書に調印した。

調印式では、林佳龍・台中市長、魏明谷・彰化県長(知事)、林明溱・南投県長らが立ち会う中、陳盛山・台中市政府観光旅遊局長と三田敏雄・中部広域観光推進協議会会長が同覚書に調印した。

林・台中市長は、「未来の台日関係を『中部から中部へ』と、始めることにより、さらなる発展がある。日本の観光客を直接台中へ運ぶことにより、台中から台湾旅行が始まる」と強調し、台中と名古屋を直接結ぶ定期航空路線の開設などを通して、台中を台湾観光の玄関口にするとともに、より多くの日本人観光客を台湾に誘致することに意欲を示した。