20150717-02今月10日発売の『月刊文藝春秋』誌上で組まれた「巨弾特集 戦後70年 崩壊する神話 この国のかたちを問う53人の提言」で、李登輝総統がトップバッターとして「日本よ、武士道を見失うな」と題して寄稿しています。

李登輝総統は2003年(平成15年)3月、単行本として小学館から『「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは』(2006年に文庫化)を出版しています。

また、寄稿のなかで『武士道』の著者である新渡戸稲造との出会い、新渡戸が講義した『衣装哲学』の講義録が、「死ぬということ」や「自我」というものに悩んでいた青年時代の自分を大いに救ってくれたことなどを披露しています。