日台交流シンポジウム
台湾映画「KANO」にみる忘れられた台湾史と今の日本人に求められるもの

20150303

1931年の夏の甲子園。台湾人、台湾原住民、日本人の3つの種族からなる無名の混成チームである台湾の嘉義農林が決勝戦まで勝ち残りました。

試合の結果は惜しくも中京商業に敗れはしたものの日本全国に「嘉農旋風」を巻き起こし、見事準優勝に輝きました。この偉業を台湾人の馬志翔監督が映画化したものがこの「KANO」という作品です。

東日本大震災から4年目を迎えようとする今日、改めて多くの台湾国民から心温まる激励の言葉と世界最大の200億円を超える義援金を賜わったことを思い起こしますと、この作品が再び日本人の心を大きく動かし、日本と台湾の100年を超えたかけがえのない絆を暖める好機になると確信しています。

そこで、現在、台湾のジャーナリストでテレビ司会者でもある鄭弘儀先生を日本にお迎えし、台湾近代史家である黄文雄先生、経済評論家の三橋貴明先生にも登壇をお願いして、台湾近代史からひまわり運動にみられる台湾という国家の現代的意義を問い直し、多くの日本人に台湾人との親善交流の重要性を再認識して戴きたいと想う次第でございます。

2015年3月吉日

日台交流をすすめる会 代表 廣瀬 勝

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鄭弘儀先生プロフィール
1961年(昭和36年)生まれ。台湾嘉義の農家の出身。国立政治大学商学院修士号取得。中国時報記者(取材チーム副主任)、非凡テレビ(ニュース部部長)、年代テレビ(ディレクター)、テレビのトーク番組「大話新聞(ニュースを話そう)」「新聞挖挖哇!(ニュースを掘る)」など人気番組の司会者。

◆日 時:2015年3月28日(土)12時30分~16時20分(受付開始:12時)

◆会 場:文京区シビックセンター 26階 スカイホール

東京都文京区春日1-16-21 電話:03-5803-1100
交通 地下鉄:丸ノ内線「後楽園駅」、大江戸線「春日駅」 徒歩3分

◆内 容:第一部 12:30~14:00 第二部 14:10~16:20

◆登壇者:
鄭 弘儀(司会者、ジャーナリスト)
黄 文雄(評論家、日本李登輝友の会副会長)
三橋貴明(作家、経済評論家)           (敬称略)

◆会 費:資料代として2,000円

◆懇親会:会の終了後、会場付近で行います。

参加希望者は1人5,000円(台湾人留学生は3,000円)

◆申込み:ご参加の方はこちらのお申込みフォームをご利用になるか、メールで、お名前、メールアドレス、懇親会の出欠を明記して下記までお申し込み下さい。

*会場定員90名に達し次第、締め切ります。懇親会は40名。

◆後 援:日本李登輝友の会、台湾の声

◆主 催:日台交流をすすめる会、日本と台湾を考える集い

◆連絡先:日台交流をすすめる会(廣瀬勝代表)
TEL:090-1927-1905
E-mail:ntk-susumeru@hotmail.com