12月18日、台湾第3の都市、台中市を訪問していた群馬県の大澤正明(おおさわ・まさあき)知事は同市の胡志強市長と「友好交流協定」に調印した。台中市のホームページでも調印式の模様を8枚の写真を掲載して報じている。

群馬県と台中市の交流はそう古いことではない。今年2月、大澤知事がトップセールスのため台中市や彰化県を訪問したことに始まる。このとき、台中市で徐中雄・副市長に会い、台湾からたくさんの観光客を招きたいとする群馬県の取り組みについて協力を呼びかけた。

これに台中市が応え、返礼として4月に徐副市長一行が本県を訪問、また8月には、利根沼田地域で行われた「望郷ライン・センチュリーライド」に、徐副市長を団長とする台湾からの選手団が参加した。9月には台湾からの訪日教育旅行を誘致するため、埼玉県と協力して台湾の教育旅行関係者8名を招聘している。

このような短期間の交流を積み重ね今回の調印に至っている。記事で伝えるように、特に台中市側がきめ細かい教育システムを直接学び取りたいとして群馬県とのさらなる交流を希望していたことが大きな要因だったという。

ちなみに、群馬県内では上野村が平成元(1989)年10月28日に苗栗県卓蘭鎮と姉妹都市提携している。

なお、本会では日台の「姉妹都市提携」についてできるだけお伝えしてきているが、今年は10月の北海道・津別町と彰化県二水郷(にすいごう)と友好都市の提携に始まり、これで下記のとおり4件目となり、年間に4つの自治体が姉妹提携するのは初めてのことだ。これで日台の自治体提携としては21番目(本会調査)となる。

・10月8日   北海道・津別町と彰化県二水郷(友好都市協定)
・11月1日   長野県と高雄市(教育観光協定)
・11月29日  岐阜県美濃市と高雄市美濃区(友好交流協定)
・12月18日  群馬県と台中市(友好交流協定)