本会HP上でもご紹介したように、石巻への自転車寄贈を機に、尾形美明さんが地元自治体に「被災地への放置自転車を贈る」運動を呼びかけている。

埼玉県に住む尾形さんは上田清司(うえだ・きよし)知事宛に下記の「要望書」をFAXでお送りしたところ、なんとさほど間を置かず、上田知事から直筆で「案件、分りました。●●市に指導する権限がありませんので、●●市長に直接アプローチして下さい。県も県の立場で自転車を送る件について至急対応します」という返答がFAXであったそうだ。尾形さんもこれには驚き「流石は上田知事です」と感じ入ったという。

すでに、これを知った李登輝学校研修団の同窓生や尾形さんの友人などが自治体に要請しはじめている。

本会は「できること」を「できるうちに」をモットーに今回の募金活動を始めましたが、被災地では多くの車が津波で流され、移動手段としての自転車も不足していることが判明、自治体から寄贈できることもわかりましたので、被災地に自転車を贈る運動に賛同、皆様にお勧めする次第です。

尾形さんが上田知事にお送りした「要望書」をそのまま使っていただいても結構ですので、お住まいの自治体に要望していただきますようお願いします。

「今」でなければできない活動です。ぜひご協力のほどお願いします。「要望書」については本会メールマガジン『日台共栄』第1279号をご参照ください。