日本人が高金素梅の靖国神社闖入に抗議[日人抗議高金素梅騷擾靖國神社]【8月20日 中央社】

(中央社記者楊明珠/東京20日)無所属立法委員・高金素梅が11日、靖国神社に闖入したことで、「日本李登輝友の会」は人員を東京の台北駐日経済文化代表処に派遣し、抗議の文書を手渡した。またこの不法行為はすでに日台関係を損ねていると指摘した。

日本李登輝友の会の柚原正敬・事務局長と永山英樹・事務局次長は今日午後、小田村四郎会長の代理として台北駐日経済文化代表処に高金の靖国神社での騒擾に対する抗議文を手渡した。代表処業務部の郭仲熙副部長が代表して受け取った。

抗議文には、高金素梅は台湾の国会議員でありながら、群衆を率い、禁を破って横断幕やプラカードを持ち込み、台湾人を含む246万人以上の戦死者を祀る靖国神社境内に入ったばかりか、拝殿に入り込もうと企図し、職員を傷つけたとある。

また、日本の国会議員が台北の忠烈祠でこのような冒涜行為に出た場合、台湾政府は日本政府に抗議の声を上げないでいられるかとも問うている。

さらに高金が中国の反日行動に協力し、不法行為に出たことは、日本を侮辱するだけでなく自国の名誉をも傷つけており、これはまさに中国が対日、対台戦略上において期待するところであり、明らかに日台両国の信頼関係を傷つけているとも指摘した。

日本李登輝友の会は台湾政府に対し、高金に謝罪させ、二度とこうした不法行為を行わないことを誓わせることを以って日本国民に誠意を示すよう強烈に要求している。

柚原氏は抗議文を手渡した後、「靖国神社側はすでに警察に被害申請を出しており、もし今後高金が日本を再訪すれば、警察は直接彼女を臨検することができ、靖国神社へ行こうとしても制止することができる」と話した。