20090405-01戒厳令下の台湾において、公開の場で初めて台湾の独立建国を叫び、あるいは2・28事件の真相究明を求め、遂には一死をもって国民党の圧政に抗し、台湾に民主・自由の道を開いた台湾建国の鄭南榕烈士。

鄭烈士は1988年末、台湾独立建国聯盟主席だった許世楷氏(前駐日代表)の「台湾共和国憲法草案」を、自由時代社を主宰し自ら編集長をつとめる週刊誌「自由時代」に掲載。1989年の年が明け、検察は叛乱罪容疑で召喚しようとしたが鄭烈士は頑として応じず、台北市内の自社に籠城、完全な言論の自由を求めて抗議し続けた。「国民党が私を逮捕できるとすれば私の屍だけだ」と宣言、4月7日午前9時過ぎ、警官隊が包囲する中、ガソリンをかぶって覚悟の自決を遂げられた。享年42。

今年は自焚後20年という節目の年にあたり、葉菊蘭夫人(前行政院副院長、前高雄市長)と一人娘の竹梅さんも臨席。鄭烈士と親しかった本会の宗像隆幸会長と、日台安全保障問題の第一人者の川村純彦氏を講師に「台湾問題講演会」と銘打って開催いたします。奮ってご参加くださいますよう謹んでご案内申し上げます。

■日時 2009年4月5日(日) 午後2時30分~7時30分(開場:2時)

■会場 文京区民センター 3A
東京都文京区本郷4-15-14 TEL:03-3814-6731(文京シビックセンターの斜向い)

■講演1 宗像隆幸氏(鄭南榕顕彰会会長、アジア安保フォーラム幹事)
演題「日台運命共同体の意味」

■講演2 川村純彦氏(川村研究所代表、岡崎研究所副理事長)
演題「日台関係の戦略的な重要性」

■参加費 1,000円

■懇親会 同会場にて、午後5時30分~7時30分【懇親会費:3,000円】

■お申込方法(4月4日(土)締切)
・HP上からのお申込フォーム

・FAX、メールにて(FAX・メールの場合は、お名前・お電話番号・懇親会へのご出欠を明記ください)下記まで
※お申込書のダウンロードはこちら
■主催 鄭南榕顕彰会
(宗像隆幸会長 日台交流教育会、日本李登輝友の会、台湾研究フォーラム)
TEL:03-5211-8838 FAX:03-5211-8810