SONY DSC昨年9月、李登輝元総統は4度目の来日で初めて沖縄を訪問、1500人もの人々を前に「学問のすゝめと日本文化の特徴」と題して講演し、深い感銘を与えました。

また、仲井眞弘多(なかいま・かずひろ)知事や稲嶺惠一(いなみね・けいいち)前知事ら沖縄の政財界の要人がそろった席で「尖閣は日本領」とも発言、一昨年6月の靖国神社参拝にも匹敵する衝撃を与えました。

2007年の学術・文化交流と「奥の細道」探訪の旅は『李登輝訪日・日本国へのメッセー
ジ』(日本李登輝友の会編、まどか出版、2007年11月刊)として出版されていますが、この講演や沖縄での足跡を追った「李登輝訪日記録第二集」として『誇りあれ、日本よ-李登輝・沖縄訪問全記録』(日本李登輝友の会編、まどか出版)が出版されました。

第一集に続いて、豪華執筆人が沖縄訪問の意義などについて縦横につづっています。改めてその足跡の大きさが分かります。

※入手をご希望の方は本会事務局までお問い合せください。

20090329-02■編者 日本李登輝友の会
■書名 『誇りあれ、日本よ-李登輝・沖縄訪問全記録』
■版元 まどか出版
■体裁 A5判、上製、160ページ
■定価 1785円(税込)
■発売 4月10日

■執筆陣

・特別寄稿 李登輝・台湾元総統

・はじめに 小田村四郎・日本李登輝友の会会長

・第1章 沖縄に届いた台湾からの風
仲井眞弘多・沖縄県知事、櫻井よしこ・ジャーナリスト、蔡焜燦・台湾歌壇代表、永
井獏・琉球大学教授、喜屋武朝章・沖縄県九州大学同窓会副会長、稲嶺惠一・前沖縄県
知事、高嶺善伸・沖縄県議会議長、李明宗・台北駐日経済文化代表処那覇分処処長、城
仲模・台湾李登輝之友会全国総会総会長、國場幸之助・前沖縄県議会議員

・第2章 旅の軌跡
早川友久・日本李登輝友の会理事、新崎昌子・ひめゆり平和祈念資料館、大熊義巳・四
つ竹支配人、片木裕一・李登輝学校日本校友会理事長、大林千乃・東南植物楽園代表取
締役、新垣旬子・琉球華僑總會會長

・第3章 沖縄からのメッセージ(講演録)
台湾が直面する内外の危機
学問のすゝめと日本文化の特徴
台湾を正常な国家とするために

・第4章 李登輝元総統が結んだ日台の絆
高里洋介・那覇市立繁多川図書館館長、牛尾弘行・拓殖大学学友会沖縄県支部支部長、
黄香・呉婉如・廖瑩[女亭]、黄木壽、林棟滄、楊明珠・台湾中央通信社東京特派記者、
呂佳頴・民視(フォルモサテレビ)記者、長谷川周人・産経新聞台北支局長

・第5章 尖閣諸島は日本領
柚原正敬・日本李登輝友の会常務理事、永山英樹・台湾研究フォーラム会長

・あとがき 田久保忠衛・日本李登輝友の会常務理事