12月7日(日)、福岡李登輝友の会と台湾研究会が鐘紹雄氏講演会
~演題は「私は15年、蒋介石の囚われ人だった-台湾日本語族の証言」~

今年最後の例会は、台湾日本語族 鐘紹雄(しょう しょうゆう)さんの講演会です!

当会主催の台湾旅行の時しばしばお世話いただいている鐘紹雄さんが、12月4日、西南学院大学法学部での講演のために来福されます。同大学では法学部の学生に、「蒋介石政権下の台湾における人権侵害の実態と不撓不屈の精神」というテーマで講演されることになっていますが、得がたい機会ですので、台湾研究会の第31回例会を兼ねた講演会を、福岡李登輝友の会と共催で下記のように開催いたします。

●演 題:『私は15年、蒋介石の囚われ人だった-台湾日本語族の証言』

●講 師:鐘紹雄氏(綜合服務中心代表 元中国地質大學副教授)

●主 催:台湾研究会・福岡李登輝友の会

●期 日:2008年12月7日(日)午後1時~5時

●会 場:ふくふくプラザ(福岡市市民福祉プラザ)5階視聴覚室

福岡市中央区荒戸3丁目3-39 電話092-731-2958

※地下鉄「唐人駅」下車 4番出口、黒門川通り左折→3つ目の信号右折→九州  女子高前、徒歩約7分。

講師の鐘紹雄さん、当会主催の台湾旅行では、いつもボランティアあるいはツアーガイドとして同行いただいているので、ご存じの方も多いと思いますが、1929年生まれの79歳という高齢者ながら、未だカクシャクとしてバリバリの現役、のみならず台湾独立運動の闘士です。また鐘さんは、かつて蒋介石の政治犯として15年間火焼島での獄中生活を強いられながら絶望することなく監視の目を盗んで勉学に励み、出獄後はアメリカンスクールで英語を学び、渡米して鉱石・宝石学を独学で修得、たまたま現地の新聞に掲載された宝石に関する論文が中国政府要人の目に留まって、1983年北京の中国地質大學に副教授として招かれる等波乱万丈の人生経験の持ち主です。

鐘さんの生き方、そしてますます盛んな不屈の精神力と闘志、国の将来を想う心は、泰平の時代に生き安逸を貪ってきた私たちに多くのことを教え、そして叱咤し激励してくれることと思います。会員以外の方の参加もOKです。ご友人などお誘い併せの上、是非ともご参加いただきます様お願い申し上げます。
なお、当日6時半頃から赤坂辺りで忘年会を兼ねた鐘さんの歓迎夕食会を催します。会費は6000円。お申し込みの方には、追って会場をご連絡します。

■問い合わせ・連絡先
台湾研究会・日本李登輝友の会福岡県支部
(顧問:張国興、会長:大矢野栄次、事務局長:永嶋直之)

〒819-0013 福岡市西区愛宕浜2丁目1-11-307号 クレアコースト一番館
2-1-11-307 Atagohama Nishi-ku Fukuoka-City,Japan

TEL&FAX:092-885-7145 E-mail:ntwsasia@nifty.com