台湾を「台湾島」と表記した「学研トイズ」の地球儀 大手出版社「学習研究社」(東京都大田区)は17日、全額出資子会社で知育玩具を製造販売する「学研トイズ」(同)を6月末で解散すると発表した。

トイズ社は、昨年8月から中国で生産した音声ガイド付き地球儀「スマートグローブ」を販売。しかし、中国政府の指示で、台湾を「台湾島」と表記していたことなどが発覚したため、苦情が相次ぎ、今年に入り販売中止に追い込まれていた。

学研は「主要商品の販売が困難になったため、解散を決議した」と説明。玩具事業からの完全撤退は今のところ考えておらず、「採算がとれるものについては、学研で引き継ぐことも含めて、今後検討していく」としている。

役員も合わせた従業員16人(学研からの出向者4人含む)の処遇については未定だという。

トイズ社は、平成18年2月設立。売上高は19年3月期で14億1000万円、最終利益が4300万円の赤字となっていた。(2008年1月17日付・産経新聞)