台湾の外交部(外務省)は9月26日、対日交流窓口機関、亜東関係協会の羅福全会長(72)が退任し、後任に台北駐日経済文化代表処の陳鴻基副代表(公使に相当)(57)が就任すると発表した。

会長は駐日代表(大使に相当)経験者が就くのが通例で、陳氏の就任は異例の抜てき。日本の政界と豊かな人脈を築いたと評価されたという。

陳氏は国民党の元立法委員(国会議員)で、対中独立派政党、台湾団結連盟(台連)幹部を経て2004年から駐日副代表を務めていた。

(9月26日付・産経新聞)