20060425『台湾週報』前編集長が、台湾海峡有事を描く緊迫の近未来シュミレーション。

2008年、北京オリンピックを迎えた中国は、乱開発と公害、三峡ダムの決壊、原発の放射能漏れ……と国内問題が続出。国民の目を外に向けさせるため、東アジアの火薬庫“東シナ海”に火を付けた。中国軍は最新原潜を日中中間線へと侵攻。さらに後方には中国初の原子力空母「鄭和」も控えている。

一方、日本では中国の無謀な侵略を防ぐべく、海上自衛隊のイージス護衛艦「うんかい」、海自初のヘリ空母「あまみ」ら護衛艦隊が出撃。さらに、米軍は日台防衛のため、最新鋭無人ステルス爆撃機「ピース・キーパー」を中国軍基地へと発進させた・・・。

東アジアの緊迫のポリティカル・バランスを描く、近未来シュミレーション小説。

『日本中国開戦―激震襲う台湾海峡』
喜安幸夫
学研・歴史群像新書
¥945
4月25日発売