
三荻祥さん
李登輝元総統が生まれた年のことですから、今から102年も前のことになります。大正天皇ご不例のため、後に昭和天皇となる皇太子殿下が摂
政宮として、1923年4月に12日間にわたって台湾を訪問(行啓)されました。
日本ではほぼ忘れられかけている歴史ですが、当時の台湾の人々はこのご訪問を各地で大歓迎し、今でも語り継いでいます。2019年6月には、郭双富氏と王佐榮氏は『東宮行啓』という行啓写真集を出版。行啓100周年を迎えた2023年には、3月に国家撮影文化センターが行啓時の写真をウェブサイトで公開し、8月には台南市が旧台南州知事官邸で記念式典を開いています。
以前から、天皇・皇后両陛下などのご訪問地を取材してきた三荻祥(みつおぎ・さき)さんは日本で知人から『東宮行啓』を見せられ、なぜ台湾でと驚き、台湾のほぼすべてのご訪問先を訪ね、昭和100年の本年に『東宮行啓』日本版として『昭和天皇と感動の台湾』を出版されました。
第100回を迎えた今回の台湾セミナーでは、三荻さんに、行啓の写真を紹介しつつ、台湾各地で繰り広げられた歓迎エピソードや取材した行啓地などについてお話しいただきます。
セミナー終了後は、講師を囲んで懇親会を開く予定です。ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAX、QRコードにてお申し込み下さい。
*参加は平熱の方のみとし、熱っぽい方は参加をお控えください。
*セミナーのキャンセルは、前日までにメールまたは電話、FAXにてご連絡ください。
*懇親会のキャンセルは、必ず前日18時までにご連絡ください。予約人数の当日変更はできません。当日キャンセルは懇親会費をお支払いいただきます。
令和7年(2025年)10月吉日
日本李登輝友の会
記
◆日 時:2025年10月25日(土)午後2時~4時(1時30分開場)
◆会 場:文京区民センター 3-C会議室
東京都文京区本郷 4-15-14 TEL:03-3814-6731
【交通】
都営地下鉄:三田線・大江戸線 春日駅 A2出口 徒歩2分
東京メトロ:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 4b出口 徒歩5分
JR総武線 水道橋駅 東口 徒歩10分
◆演 題:「昭和天皇と台湾─台湾統治130年、昭和100年、日台友好を考える」
◆講 師:三荻祥さん(一般社団法人日本令和研究所理事長、ジャーナリスト)
[みつおぎ・さき] 香川県丸亀市生まれ。長崎大学卒業。月刊誌の編集に携わりつつ、上皇・上皇后両陛下や天皇・皇后両陛下のご訪問地を取材するとともに、憲法や皇室などの取材と研究に取り組む。田尾憲男氏(神道政治連盟首席政策委員)の下で戦後の皇室制度・皇室法について研究し、2022年(令和4年)2月、一般社団法人日本令和研究所を創設して理事長に就任。著書に『天皇陛下がわが町に』『沖縄戦跡・慰霊碑を巡る』など。編著に『昭和天皇と感動の台湾─写真で読む『東宮行啓』日本版』。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生)
*当日ご入会の方は会員扱い

QRコード
◆申込み:こちらのお申込みフォーム、あるいは上記のQRコードをご利用になるか、「お名前、ふりがな、メールアドレス、性別、ご住所、お電話番号、会籍(会員・一般・入会希望のいずれか)、懇親会への出欠」を明記のうえ、メールもしくはFAXにて下記の本会事務局までお申し込み下さい。 *10月24日(金)締め切り
◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて開催予定[参加費=4,000円 学生:2,000円]